【サッカー/W杯】オランダに勝ち狙いは危険、トルシエ氏「大敗韓国を反面教師に」

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勝ち狙いは危険…トルシエ氏「大敗韓国を反面教師に」

元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(55=FC琉球総監督)が、
19日に対戦する優勝候補オランダとの戦い方を“指南”した。
同じくV候補のアルゼンチンに真っ向勝負を挑み、
1―4と大敗した韓国を“反面教師”に、オランダ戦ではスタミナ消耗、警告、
大量失点を避けることを厳命。
また、少ないチャンスを生かした速攻ではFW大久保嘉人(28)を
キーマンに指名した。

8年前、日本を初のW杯決勝トーナメント(T)に導いたトルシエ氏が
重要視したのは、1次リーグ3戦をトータルで考えた突破プランを練ること。
では優勝候補オランダにどう対峙(たいじ)すべきか、独自の理論を展開した。

アルゼンチンに大敗した韓国と同じ失敗はしてほしくない。
オランダ戦は決勝戦ではないのだ。現在、日本の決勝T進出の可能性は5割。
3試合で勝ち点6を奪えばいい。オランダに勝つ可能性は20%、
一方、デンマークには50%。オランダ相手にやみくもに、
真っ向から勝ち点3を奪いにいくのは危険だ。

あきらめろとは言っていない。まず全体で自陣深くに下がり、
中盤で数的優位をつくる。カメルーン戦でも自分たちの攻撃でつくった
好機があったか?答えはノーだ。日本の持ったボールの50%は相手のミスから。
オランダはミスも少なく個でかわすのも難しいが、低い位置を保つしかない。
本来はそこから相手DFの裏を狙う速攻が有効なのだが、
本田、松井はタイプが違う。凄く苦労するだろうが、キーマンは左サイドの大久保だ。

続きは>>2以降へ

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オランダ戦に向け、南アフリカの日本代表イレブンに大きな声でエールを送るトルシエ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/images/KFullFlash20100619006_l.jpg