【MLB/コラム】スティーブン・ストラスバーグとブライス・ハーパー 2人の逸材は弱小ナショナルズを黄金時代へ導けるのか?
1 :
神奈川県町田市民φ ★:
“The Chosen One”というフレーズを聴いたことがあるだろうか?
日本語で「選ばれしもの」とは、長らくNBAキャバリアーズのレブロン・
ジェームスの愛称として使用されてきたものだ。高卒からNBAに入り
早7年。今年7月にFAになる彼の去就について大統領が言及し、彼を
呼び寄せたいニューヨークやシカゴなどが街ぐるみで熱心な誘致活動を
行うほど、その愛称に違わぬスーパースターとなった。
そして数年前から野球界にも「選ばれしもの」と呼ばれる人物が出現
した。6月7日に行われたMLBのドラフトで、ナショナルズから全体の1位
指名されたブライス・ハーパーだ。
高校時代の彼を表紙に使用したスポーツ・イラストレイテッド誌は、
「野球界のレブロン・ジェームス」と呼びその名を全国区にした。You
Tubeで彼の名前を検索すれば、そのプレーを紹介した動画が無数に
アップされている。
その注目度は相当なものだ。ドラフト当日にTVではESPNが、新聞
ではUSAトゥデー紙がそれぞれ大々的な特集を組んだほどだ。
● 凄腕代理人ボラスが編み出したウルトラCのドラフト対策。
ドラフト指名されたハーパーは17歳。普通なら高校3年(アメリカの
高校は4年制)の年齢でドラフト対象外なのだが、奇想天外な離れ業を
実現させたのが、ハーパー家の“アドバイザー(アマチュア選手の場合
は形式上代理人契約ができないのでアドバイザーというかたちをとるが
実質は代理人)”である凄腕代理人スコット・ボラスの辣腕だった。
すでにハーパーは高校2年で“超高校級”だった。
(
>>2以降に続く)
ソース:“選ばれし者”ハーパーが、ストラスバーグと黄金期を築く!
http://number.bunshun.jp/articles/-/29043
2 :
神奈川県町田市民φ ★:2010/06/14(月) 21:05:03.34 ID:???0
(
>>1の続き)
地元の試合で推定570フィート(約173m)の本塁打を放ち、昨年トロピカーナ・
フィールドで行われた全国各地の有望高校生を集めた展示会(日本のように
高校には全国大会が存在しないため、各地でスカウトを集めた高校生の展示
会が行われる)で、名だたるメジャーのスラッガーたちを押しのけ、球場新記録
となる右翼席後方の壁を直撃する502フィート(約153m)の本塁打を記録する
など、桁外れの逸話を残している。
そこでボラスがとった行動は、ハーパーを高校2年で中退させてしまった。
そして日本でいうところの高卒認定を受けさせ昨年12月に合格した後で、
年度途中ながら南ネバダ・カレッジ(コミュニティ・カレッジもしくはジュニア・
カレッジと呼ばれるアメリカ独自の制度で、高校卒業資格があれば誰でも
入学できる2年制の大学)に編入させたのだ。大学生なら卒業前でもドラフト
対象になるという盲点をついたわけだ。
● グリフィーJr.、A・ロッドを超えるハーパーの潜在能力。
今年2月から始まったカレッジのシーズンでもハーパーの輝きは衰えることを
知らなかった。カレッジでは金属バットの使用が認められているが、ハーパーは
シーズンを通して木製バットを使用しながら、66試合に出場し打率4割4分3厘、
31本塁打、98打点を残し、チームをカレッジの全国ランキング2位に押し上げると
ともに、全国大会出場に導いた。
ボラスはハーパーの才能が17歳時点でのケン・グリフィーJr.やアレックス・
ロドリゲスを超えていると公言し、スカウトたちはすでにメジャー・クラスの
スイングとバットスピードを有していると口を揃える。
(
>>3以降に続く)
3 :
神奈川県町田市民φ ★:2010/06/14(月) 21:05:11.50 ID:???0
(
>>2の続き)
● ナショナルズは“外野手”のハーパーに可能性を見出した。
カレッジ出身者としては初の全体1位指名に踏み切ったナショナルズだが、
それは難しい決断ではなかった。ただし、ハーパーの現在のポジションである
“捕手”ではなく“外野手”として指名したのだ。
その理由をマイク・リゾGMは「彼の守備力は申し分なく、メジャーでも通用
する捕手になれると確信しているが、外野手にすることでさらに彼の可能性を
引き出せると思った」と説明する。
ナショナルズの当面の目標は、豪腕ボラス相手に期限の8月16日までに
契約をまとめることだ。
昨年同じくナショナルズが全体1位指名し、ドラフト史上最高額の1510万ドル
で契約したスティーブン・ストラスバーグの代理人も同じボラスだった。ハー
パーの年齢を考えれば高校生クラスの金額が叩き台になるのだろうが、相手
がボラスでは決して一筋縄ではいかないだろう。
● 超逸材投手ストラスバーグとのコンビで黄金時代を築くか。
それでも2年連続で超逸材を指名でき、リゾGMは「これだけの逸材が2年
連続で登場したのは記憶にない。まさにラッキーとしかいいようがない」とご満悦。
すでにストラスバーグは、ドラフト翌日の6月8日にメジャーで初登板し、
パイレーツ相手に7回4安打2失点14三振で勝利投手になる鮮烈なデビューを
飾っている。
ここに順調に成長し数年後にハーパーがチームに加わるとしたら……。
投打のスーパースター候補を手に入れた“弱小”ナショナルズに、近い将来
黄金期が訪れそうな予感すらさせられる。
4 :
神奈川県町田市民φ ★:2010/06/14(月) 21:05:51.05 ID:???0
キャッチャーでみたいな
でも金がなくて維持出来ないんだろ
大物選手の移籍が珍しくないメジャーなら
黄金時代が来る前にチームを去ってそうだ
ワシントンに移転した割には客全然入ってないよな
またどっかに移転するんじゃないのか
二人も数年後はボストン対ニューヨークで対決してるんだろうか
>>8 ワシントンはそれほど大都市ではない
ワシントン都市圏北部の客はオリオールズファン(どちらも弱いけど)
あ
11 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/18(金) 23:41:50.26 ID:YIoyv7HA0
山本マサに匹敵する投手だよな
12 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/18(金) 23:48:41.71 ID:60dYZLuj0
この二人が同じチームって凄いよ。超スーパースター候補生。
朝鮮ワン
レイズも強豪になったし楽しみ