【文芸】ハヤカワSFコンテスト以来18年ぶりの短編SF新人賞、第1回創元SF短編賞は松崎有理さん「あがり」に決定!
第1回創元SF短編賞決定
松崎有理「あがり」
佳作
高山羽根子「うどん キツネつきの」
第1回創元SF短編賞の募集は、2010年1月12日(火)に締め切りました。
応募総数は612作でした。たくさんのご応募ありがとうございました。
最終選考は大森、日下選考委員に加え、ゲスト選考委員として山田正紀氏を迎えて
5月10日に行い、受賞作1編、佳作1編を上記のとおり決定しました。
また受賞者は、受賞を機に筆名を応募時の「松崎祐」よりあらためました。
受賞のことば 松崎有理
長年こっそりSFを愛しつづけてきましたので、
この賞をいただけましたことを心よりよろこんでおります。
まだまだ筆歴が浅く、勉強することがたくさんあります。
ご意見、ご批評をおよせください。今後もよろしくお願いいたします。
■プロフィール
松崎有理(まつざきゆうり)
1972年茨城県生まれ。東北大学理学部卒。現在、会社員。
http://yurimatsuzaki.com/ 高山羽根子(たかやまはねこ)
1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。現在ウェブ関連職に従事。
さらに、最終候補作のうち下記の作品に、選考委員より個別に特別賞が贈られました。
大森 望賞 坂永雄一「さえずりの宇宙」
日下三蔵賞 山下 敬「土の塵」
山田正紀賞 宮内悠介「盤上の夜」
なお、佳作と特別賞3編をはじめとして、惜しくも受賞を逸した最終候補作を含む
全9編をアンソロジーに編み、創元SF文庫の1冊として2010年内に刊行いたします。
選考経過等の詳細は、2010年6月発売の『ミステリーズ!vol.41』をご覧ください。
■ソース:東京創元社|創元SF短編賞
http://www.tsogen.co.jp/sftanpensho/
18年ぶりの短編SF新人賞受賞発表
1961年から1992年まで、18回にわたって実施された早川書房主催のハヤカワSFコンテスト(中短編が対象)は、
眉村卓、豊田有恒、小松左京、半村良、かんべむさし、山尾悠子、神林長平、大原まり子、森岡浩之など数々の才能を輩出した。
その後、7年の空白を経て、1999年には日本SF新人賞(日本SF作家クラブ主催、徳間書店後援)、2000年には
小松左京賞(角川春樹事務所)が創設され、長編SFを対象とする公募新人賞2賞が並び立つことになったが、
両賞とも、去年から今年にかけて相次いで休止が発表された。
それと入れ替わるように創設されたのが、東京創元社が主催する創元SF短編賞(
http://www.tsogen.co.jp/sftanpensho/)。
SF出版社が主催するSF短編の新人賞としては、ハヤカワSFコンテスト以来、18年ぶりということになる。
このほど、その第1回受賞作が決まり、『ミステリーズ!』2010年6月号誌上で発表された。
全612編の応募作の中から受賞作に選ばれたのは、松崎有理「あがり」。著者は1972年茨城県生まれ。東北大学理学部卒。
2008年、第20回日本ファンタジーノベル大賞に応募した「イデアル」が最終候補に残っているが、短編SFを書いたのは今回が初めてだとか。
佳作は、高山羽根子「うどん キツネつきの」。著者は1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。
このほか、最終選考を担当した各選考委員が自分の推薦作を表彰する個人賞が設けられ、宮内悠介「盤上の夜」が山田正紀賞、
山下敬「土の塵」が日下三蔵賞を、坂永雄一「さえずりの宇宙」が大森望賞をそれぞれ受賞した。
受賞作「あがり」は、7月27日刊行予定の大森望・日下三蔵編『量子回廊 年刊日本SF傑作選』(創元SF文庫)に収録予定。
また、その他の各賞受賞作4編を含む最終候補作9編は、改稿のうえ、創元SF文庫から、
オール新人によるオリジナル・アンソロジーとして年内に刊行されることが決まった。
(大森望)
■ソース:WEB本の雑誌
http://www.webdoku.jp/newshz/ohmori/2010/06/14/124923.html
3 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 19:51:12.71 ID:RPnrSeVUO
で、これは何を盗用したの?
美容師の卵の成長を描いたNHK連続テレビ小説「あがり」
5 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 19:57:30.42 ID:eSy+BWytO
それよりブラス城年代記シリーズ再版してくれ
6 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 20:00:15.63 ID:zbMXtHTZ0
今さらSFか……
無駄な賞のような気もするけどね
まだ推理やホラーなら将来性もあるだろうけど
7 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 20:03:32.81 ID:i5/OUEkO0
既に知っている、未来
SFだけじゃ食っていけない世の中じゃ。
ぷあぞん
豊田有恒は要らない子だった
架空戦記書いてるのがホントお似合い
11 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 20:22:42.01 ID:vkfiVTZKO
世間の人にSFが好きというと馬鹿にされる。しかし、世間の人はSF映画はOKなのはなぜ?
12 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 20:24:04.77 ID:GxlPBwW60
未来の生活はこんなに素晴らしいみたいな小説を読みたい。
もちろん最後はオチありで。
トロは中トロ コハダ アジ
14 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 20:26:13.82 ID:mxvbI5oa0
SFそのものが廃れたんじゃなくて20年30年前に見られるような近未来物が廃れたということだろ
600人も応募があって良かったね
ハリウッド映画のSF作品は大衆向けで面白いんだが
日本での小説としてのジャンルのSFとなると、人気さっぱりなんだよな
>>6 そうは言っても推理やホラー関連もパッとしないがね
元々地味な賞はともかく江戸川乱歩賞や日本ホラー小説大賞も
最近の受賞者ですぐ浮かぶ名前あるか?
19 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/14(月) 21:13:25.72 ID:AuOA0+D+0
SFといえば久野四郎
最近はSF・ミステリー・ファンタジー・ホラーの区分けが曖昧になっているような感じもあるし
幅広いジャンル解釈が出来る作品が受けている感じがある
一応ハヤカワはSF賞と銘打っているが、講談社のメフィスト賞みたく多少ジャンルに外れているような感のある
作品も選考対象に入れているんじゃないかな
大森望賞w
こんな賞をもらって嬉しいか
賞の名前をつけたやつも馬鹿
ますますSF自体が馬鹿にされるぞ
記事を書いてるのも(大森望)だから
自作自演賞かよw
>>11 邦画はSF映画でもSF映画じゃなく恋愛映画みたいにして売ることがあるな
この胸いっぱいの愛をみたいに
SFであることは隠す。
24 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/15(火) 22:58:10.24 ID:4gj3O6hOO
短編一作で作家肩書きの【公式】ホームページwwwww
新人作品というと、「神狩り」や「カエルの死」を連想するけど
どちらも新人賞は取ってないんだな。
27 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/16(水) 12:01:15.33 ID:2xm0cIf/0
40代の俺なんかは子供の頃
学校の図書館でSFを読んで
それはわくわくしたものだ。
でも、今の子供たちのとって
古典名作SFなんて受け入れられないのかもね。
携帯電話もPCも実現していないのに
なぜか宇宙へ自由自在に飛び回る未来の小説なんて
さすがにちょっとおかしいと思うわな。
>>23 それなんてソラリス
全く違う作品になってますありがとうございました
29 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/16(水) 22:30:44.91 ID:nWn0CfAK0
>>18 そういや新人賞出身の有力作家ってほとんどいないよな。飴村行も日本ホラー大賞
残念組だし米澤穂信、道夫秀介、伊坂幸太郎、湊かなえ、新進の人気作家はほとんど
新人賞と関係ない。このミス大賞も四日間の奇跡とチーム・バチスタ以降ヒット作が
ないし。今はもう宮部みゆきとか高村薫みたいなとんでもない才能の持ち主が応募作
で完成度の高い作品を出すような時代ではなくある程度の力を持った人を出版社が
手取り足取りで育てる時代なのかもね。
31 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/19(土) 13:20:44.77 ID:9NWYGNuF0
片山右京もよろしく
32 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/19(土) 13:22:56.12 ID:9NWYGNuF0
33 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/19(土) 13:32:37 ID:GNudtmI80
こんなところで答えるのも変だけど
今2ch特化型サーバ・ロケーション構築作戦とかいって
新しい鯖のテストとかをしてるから鯖移転等が多発してる
それでちきちーた ★が普通ならログも移すんだけど
面倒だからとログ移さずに移転させたから巻き戻しが一部起こってる
技術者はそれなりに頼りになるけど運営してるのは適当な人だからね
34 :
名無しさん@恐縮です:2010/06/19(土) 13:38:32 ID:9NWYGNuF0
ああ、そういう事ですか。どうもどうも。
SF的展開かと思って焦ったw
野阿梓はまだしも狐と踊れで神林を拾ったハヤカワはけっこうスゴイと思う
よく拾ったよな、うん
好きだけど本当にそう思う