いよいよ始まったW杯。新国技に認定された如く、
熱狂的に盛り上るようになって久しい。
ユニフォームをブルーに、サムライブルーと命名したのは誰なんだろう。
スゴいことだ。
サムライという言葉を引き合いに出すことで、より国民に『日本人』意識や
選手へのインスタントな感情移入に成功し、巻き込みやすくした点で
素晴らしいネーミングだと思う。
ところで、日本のサッカー熱はグローバルリズムという言葉とともに
広まったのではないだろうか。日本にとって親分のようなアメリカでの
サッカー熱は未だ微妙に思えるが、世界中が熱狂しているのに、
なぜ日本人はそんなにサッカーが好きじゃないの? これじゃあ本当の意味で
世界に置いていかれるよ! と、世界標準・国際感覚を身につけたくて仕方がない
日本人の島国魂にサッカーは火を付けたように思う。
これは誰かの陰謀でもなく、サッカー愛が日本国民を熱狂させたと思いたい。
単純にサッカーを愛する人が国内リーグだけでなく、国民的スポーツとして
サッカーをもっと多くの人に好きになってもらいたい! という願いだったのだろうと。
そして、その陰謀否、願いは見事に通じた。マーケティングは大成功で大スポンサーがつき、
サッカー関連のビジネスは雨後のタケノコ状態。まぁ、その後はご存知の通りですけど。
だがしかし、まるで敷かれたレールに乗っかるように、Jリーグのチームすら知らないような人でも、
W杯でサムライブルーの健闘を祈るように日本人の心は変わった。
サッカー好きになったことで精神的に世界の仲間入りをしました!
とでも言わんばかりに。
http://www.j-cast.com/tv/2010/06/12068614.html