http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100613-00000512-san-socc サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で1次リーグ突破を目指す韓国は12日、初戦をギリシャに2−0で圧勝し、韓国中が初勝利の祝杯ムードに酔った。
韓国の応援団“赤い悪魔”たちが赤いTシャツを着込み街に繰り出して応援する、おなじみの光景も、ソウル市庁前広場など各地で見られた。
この日の試合を単独で衛星中継した韓国の民放テレビ、SBSのソウル地域での視聴率は48%を記録した。
後半7分、キャプテンの朴智星が3大会連続ゴールを決めた午後9時37分の視聴率は50・7%に上った。
韓国大統領府によると、対ギリシャ戦を家族らと観戦していた李明博大統領は競技終了後、「韓国の選手たちは本当に誇らしくて殊勝だ」
「韓国民に本当に大きな喜びを与えた。次の試合が期待される」と話した。
聯合ニュースは、今回の勝因について「許丁茂監督が今まで準備してきた通り“正面突破”を選んだ」とし、「4−4−2フォーメーションでギリシャに対抗した」と分析している。
また、許監督は初戦のGKに鄭成龍、FWに車ドゥリを選び、体格的に韓国を上回るギリシャ戦に備えた。車ドゥリは守備でも攻撃でも、許監督の期待に応えたと伝えている。