「途中休養はない。高田さんに1年間やってもらいます。助っ人補強も検討してます。
高田さんには『全面的にバックアップする』と伝えてます」
6日、ヤクルトの鈴木球団社長がこう明言した。
チームは6日現在、12勝21敗1分けの借金9で首位巨人と9.5ゲーム差の単独最下位に低迷。
この日は、球団事務所に100件近い抗議電話が殺到した。就任3年目で契約最終年となる
高田監督にとって初となる最下位転落の屈辱だ。
昨年、最下位に低迷した横浜では、借金10を超えた交流戦直前に大矢監督が休養した。
周辺からは「途中休養説」も浮上しているが、鈴木社長はそんな雑音に先手を打つ形で今季は
高田監督に託す、と表明したわけだ。
フロントは昨オフ、FAで阪神から藤本を獲得したものの、格安の助っ人(バーネットが40万ドル、
デラクルスが15万ドル。それぞれプラス出来高)しか獲得せず、他球団からのトレードの誘いにも
乗らないなど、補強に消極的だった。高田監督もさぞかし不満があっただろうが、球団トップが
「補強もする」と明言。大木球団取締役もこの日、「日本でプレー経験のある選手も含めて調査する」
と話した。奥村渉外担当が近日中に渡米し、調査を開始するが、実はすでに意中の選手がいるという。
昨季限りでオリックスを退団したタフィ・ローズである。
ローズは昨季、右手の骨折などで84試合出場にとどまったが、打率.308、22本塁打、62打点
の好成績を挙げた。
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>>2以降に続く)
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