【サッカー/日本代表】岡田監督視察へ、3大会連続出場への執念 鹿島・小笠原メンバー入りへ秘められた熱い思い

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1勉強ふりかけφ ★
日本代表の岡田武史監督(53)が5日のC大阪―鹿島戦(長居)、
G大阪―川崎F戦(万博)を視察することになった。G大阪のMF遠藤保仁(30)、
川崎Fの中村憲剛(29)の状態を確認するのはもちろんだが、W杯メンバー入りへ
当落線上の鹿島のMF小笠原満男(31)のチェックも行うことになる。
最後のアピールの機会を与えられた小笠原はW杯メンバー入りへの熱い思いを口にした。
(略)
 視察には明確な目的がある。左太腿裏筋膜炎から復帰したMF遠藤、下あご骨折から
復帰したMF中村憲の状態を確認するのはもちろんだが、MF小笠原の最終チェックも
含まれていることは間違いない。遠藤、中村憲に加えて、川崎Fの稲本が左内転筋肉離れで
離脱中、横浜の中村も左足痛が癒えたばかりでMF陣は万全と言えない。
ボランチも攻撃的MFもこなす小笠原は先発要員としても、サブとしても貴重な
戦力となるだけに指揮官が見ておきたいと考えるのも当然だ。

 岡田監督に直接アピールする機会を得た小笠原も「代表発表があるから頑張るわけじゃない」と
話しながらも「過去2回のW杯(02年日韓大会、06年ドイツ大会)では悔しい思いしかしていないから、
今度は勝って喜びたい」と熱弁をふるった。02年はチュニジア戦で途中出場しただけ。
06年は2試合に先発したが、日本は1次リーグ敗退。苦い思いが残るだけにW杯にかける思いは強い。

 「代表の状況によるけど、代表に入るなら秋田さんのような役割が必要とされるかもしれない」。
02年にムードメーカーとして期待されてW杯メンバー入りしたDF秋田豊(現京都コーチ)を例に出し
メンバー入りを熱望。普段は寡黙で背中で引っ張るタイプの闘将が盛り上げ役まで買って出る意気込みを見せた。

 初めてW杯の舞台を踏んだ長居スタジアムが最後のアピールの場。
3大会連続出場へ執念を見せる小笠原の熱意が指揮官の心にどう響くか。
■ソース
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/05/04/04.html