ジャズ・ドラマーのスティーヴ・リードが4月13日、がんのためにNYにて死去した。享年66歳。
リードは、16歳からプロのドラマーとして活動。クインシー・ジョーンズが指揮したアポロ劇場
のハウス・バンドに加わり、マーサ・アンド・ザ・ヴァンデラスのバックを務めたのを皮切りに、ジ
ェイムズ・ブラウンやマイルス・デイヴィス、フェラ・クティ、サン・ラーなど名だたるアーティスト
のアルバムに参加していた。また2008年にはフォー・テットことキエラン・ヘブデンとのコラボレ
ーション・アルバム『NYC』をリリースしており、これが最後の作品となった。
ヘブデンは今回の訃報にあたり「彼は出会ったなかでも最高のミュージシャンだった。彼と共
に作品を制作したことはいままででもっとも意義のある経験のひとつだ。彼は素晴らしい人生を
送り、最高の音楽を残してくれた」との追悼コメントを寄せている。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。
・STEVE REID オフィシャルサイト
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