【競輪】小松島競輪場で地元選手の住村実(A級1班・82期)が挙式 大勢の観客らが祝福(画像あり)

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愛の誓いを競輪場で――。小松島競輪場(小松島市横須町)で10日、初の結婚式が行われた。同競輪場
所属の地元選手と美容師のカップルで、「思い出に残る式をしたい」という2人の要望に、「若いファンが増える
きっかけになれば」と競輪場側が応じて実現。大勢の観客らに祝福された2人は「ほかにない経験ができた」と
感動した様子。競輪場での結婚式は全国的にも珍しいという。

式を挙げたのは、プロ競輪選手の住村実さん(33)(小松島市芝生町)と美容師の早紀さん(28)。2人は
2008年10月に共通の知人を介して知り合い、交際をスタート。09年11月11日に婚姻届を提出していた。

早紀さんは徳島インディゴソックスのボランティアスタッフも務めており、以前にアグリあなんスタジアム
(阿南市)で行われた結婚式を見たことがあるという。「自分たちの式は競輪場でしたい」と、昨年11月、2人で
競輪場に要望した。

式では、住村さんが自転車に乗って登場。純白のウエディングドレスを着た早紀さんに「幸せになりましょう。
結婚してください」とプロポーズし、指輪の交換や誓いのキスをすると、友人や観客らから大きな拍手がわき
起こった。

その後、場内に設けられたハート形の柵に、永遠の愛を誓う南京錠を2人で取り付けた。

同競輪場では、入場者数が03年度の約14万2000人から08年度の約8万8000人へと年々減少しており、
運営する坂東大介・市競輪局長は「結婚式で若いファンを獲得したい。ギャンブルという既成概念を打ち破って、
カップルたちの愛の場所として気軽に来てほしい」と話している。今後も式の要望があれば、前向きに検討する
という。

早紀さんは「競輪場は近寄りがたいかも知れないが、主人がこんな仕事をしているということをみんなに知って
ほしかった。こんなにたくさんの人に祝ってもらえて幸せ」と感動した様子だった。

ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20100410-OYT8T00905.htm

画像
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20100410-632299-1-L.jpg
http://www.sanspo.com/keiba/images/100410/kbd1004102140002-p1.jpg
http://www.topics.or.jp/data/local_news/news/2010/04/fCXXPbb3.jpg
http://www.pon-star.net/marriage/