【サッカー】モンテディオ山形 天童市内に「ユース寮」完成!家庭的ムード、充実の環境

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http://yamagata-np.jp/news/201004/08/kj_2010040800591.php

サッカーJ1・モンテディオ山形の下部チームの選手が暮らす「ユース寮」が完成した。
運営する県スポーツ振興21世紀協会が天童市内の空き社員寮を活用、食事は地元の主婦が担って選手に提供するなど家庭的な雰囲気も演出。
トップチーム強化の柱となる下部組織の充実を図った。

モンテディオ山形ユース(高校生)の活動拠点は天童市の県総合運動公園。庄内や県外出身者の場合は内陸に移り住む必要があり、
これまで該当選手は山形市内にアパートを借りて下宿生活を送っていた(1日2食の賄い付き)。
新たに寮を建築するのは資金的に困難だったが、今回、約1年前から使用されていなかった同公園近くにある企業の社員寮を借り上げる形で物件を確保した。
寮は2階建て。玄関はオートロックで、監督、コーチ以下ユーススタッフが当番制で宿直を務めるなど安全面に配慮している。

部屋は2〜3人の相部屋でユニットバスとなっている。先月中旬から入居を始め、現在はほぼ定員の14選手が共同生活を送っている。
食事は、昼食の弁当を含めて3食とも地元の主婦4人にパート勤務で調理してもらっている。

管理栄養士の指導の下、寮内の台所を使ってバランスの取れたメニューを提供。
長野県出身の山形城北高3年、FW井関諒司選手(17)は「管理された食事なので充実している」と話す。
トップチームの若手選手も朝、夜はユース寮で食事を取るなど好評だ。

Jリーグの多くのクラブが持つユース寮。J1広島ユースで指揮を執った経験もある小林伸二監督は
「広島の寮でもパートを雇って食事を作ってもらっていた。それがチームと地域の距離を近くする」と話し、
「寮があれば県外から(子どもを)預けても心配ないだろうし、より良い選手が山形に来るようになる」と効果を口にする。
同協会の中井川茂敏GMは「親にとって安心感が違うだろうし、遠くから優秀な選手を

写真 天童市内に完成したモンテディオ山形のユース寮
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