サッカーの不人気を改めて印象付けるスーパーサッカー
4月2日、新番組として始まった『スーパーサッカー〜J〜』。
Jリーグのリリースによれば、Jリーグ特命PR部長・木下優樹菜(きのした ゆきな)さんをメインキャスターの一人としてレギュラーに迎え、
一般の視聴者(女性や若年層)に向けてJリーグ・Jクラブを「知る」「興味を持つ」ことを目的に情報発信を行っていく予定であり、
「女子目線」からの、Jリーグのファッションやグルメなど様々な魅力を紹介していくという。
第1回放送を見た視聴者の感想をネット上で見渡すと、どちらかというとネガティブな評判が多かったようだが、
例えばライターの渡辺文重氏はこんなことを書いている。
先週まではカード学園見ていたし、来週からも見ていいかなというレベルだった>スーパーサッカー / 番組の主旨は、
週末に行われるサッカーに興味を持たせようという事なのだろう。
それ自体は悪くないが、加藤、小倉にはさまれる木下優樹菜という構図は最悪だった。
あれは、女の子をサッカー観戦に誘った場合、サカオタの男子だけが盛り上がって、初心者の女子は置き去りの図。
あの絵を見たら、初心者の女の子は絶対にスタジアムに行かないだろうな。
まさに拷問って感じ。最初からその層は見てないのかもしれないが、ネタにはされそうだな。
前番組のカード学園は、絶対にカードゲームなんて興味ないだろうアイドルたちが、そうした疑問は一切口にせず、
それなりに真面目な態度でカードゲームを学んでいた点が素晴らしかった。
木下優樹菜は、まさに一般人の反応そのもので、サッカーの不人気を改めて印象付けるだけだった。
サッカーの魅力を一般視聴者にアピールするための番組が、かえってサッカーの不人気を浮き彫りにする内容では、
なんのための番組だかわからない。今後、番組がどのように変わっていくのかに注目したい。
http://supportista.jp/2010/04/news04141745.html