虚偽の説明でビジネス教材を販売する連鎖販売取引(マルチ商法)をしたとして、
京都、大阪、兵庫3府県は30日、教材販売会社「インフィニットクリエーション」(大阪市)に
特定商取引法に基づき31日から9カ月間の業務停止を命じた。
同社は男子プロバスケットボールbjリーグの大阪エヴェッサとサッカーJリーグの
セレッソ大阪のスポンサーで、運営するインターネットサイト「えある」の広告を
両チームのホームページに出している。大阪府などは、同社がプロチームの
知名度を会員獲得に利用したとみている。
大阪府などによると、同社の会員は知人に50万〜70万円で教材購入を勧誘。
収入を得られる保証がないのに「1人紹介すると3万円の収入になる」「何もしなくても
金が入る」などと説明した。
支払い能力のない大学生や若い会社員には消費者金融を紹介し、金を借りさせて
代金を支払わせていた。
昨年10月までに解約分を除き延べ900件余りの契約が結ばれた。3府県には
同社について計139件の相談が寄せられていたという。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100330098.html