http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/161556 最低限の結果は出した。前節(21日)の東京V戦でJ初勝利を飾った北九州が、
水戸を相手にスコアレスドロー。2試合連続、そしてアウェーで初の勝ち点を挙げた。
前半の水戸の攻勢を耐え抜くと、後半は完全な北九州ペース。
足が止まって中盤が間延びした相手のスキを突き、何度も好機をつくった。
与那城監督は「中盤がいい流れをつくってくれた。全体的にボールがよく回った。
内容は開幕当初よりかなり良くなった」と評価した。
ただし、無得点。フィニッシュには難点があった。MF佐野は「いい展開だっただけに悔しい。
勝ち点1を得たというより、2を落とした試合」と厳しい。与那城監督も「あとはゴール前での破壊力をつけたいね」と課題を挙げた。
それでも、指揮官はアウェー初の勝ち点を「チームの財産になる。自信になるし、次の試合につながる。
選手たちが一生懸命やってくれるのでありがたい」と前向きにとらえる。
特に守備や中盤の展開力で、J2の先輩クラブに負けないものを見せている。
次節はホームに戻って4月4日の千葉戦。
もたつき気味のJ1昇格候補に、新加入チームの成長を見せつける。