【野球】菊池雄星「(スポーツ選手は)結果だけ出す時代は終わったと思う」 お説ごもっともだが、そのセリフはまだ早い

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1鳥φ ★
能書きは一人前だ。

7日、西武の菊池雄星(花巻東)がブルペンで118球を投げ込んだ。
二軍落ちした当初は表情も暗かったが、9日に教育リーグでの巨人戦先発という
当面の目標が決まっているから練習にも熱が入る。

その菊池がこの日着ていたTシャツが話題になった。
親交のあるプロゴルファーの石川遼からもらったものだという。

胸には「遼」のイニシャルをかたどったリスのマークが描かれており、
背中には「World,Here I Come!(世界よ、オレが来た)」という文字が入っている。

報道陣に石川のことを聞かれた菊池はこう語った。
「遼くん? 尊敬していますよ。同じ年で、(チームと)同じ埼玉(出身)。
結果以上に取り組み方とか、マスコミへの対応とかが凄い。ただゴルフがうまいだけなら、
日本中の人は応援しない。遼くんは受け答えもしっかりしている」

石川といえば、高校1年でプロツアーに優勝。高校生プロとしてマスターズに出場し、
18歳の史上最年少で日本ツアーの賞金王にもなった。その石川について菊池はこうも言った。

「遼くんは理想ですね。(スポーツ選手は)結果だけ出す時代は終わったと思うんです。
何を残すか。結果だけ出す人はいっぱいいた。桑田(真澄=元パイレーツ、早大大学院)
さんみたいに、引退したあとに何かをしたり、野球に対する取り組み方で評価されると思う」

菊池の言うことは一理ある。

元横綱の朝青龍を筆頭に、「結果さえ出せば文句ないだろ」と言わんばかりの、
傲岸不遜(ごうがんふそん)な選手はプロ野球界にも少なくない。

とはいえ、プロとは結果を出してナンボの商売だ。開幕一軍が絶望的な高卒ルーキーは、
まずは試合に出て、「結果」を出すことが先決だろう。

一軍のマウンドに立つ前から、四の五の言ってる場合じゃない。

http://news.www.infoseek.co.jp/sports/baseball/story/09gendainet04035875/