【サッカー】フロンターレ文庫が好評、市立図書館に3000冊超 中村憲剛お薦めは「模倣犯」

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1鳥φ ★
サッカーJリーグ1部(J1)川崎フロンターレから寄贈された本を陳列したコーナー
「川崎フロンターレ文庫」が、川崎市各区(川崎、幸、中原、高津、宮前、多摩、麻生)
の市立図書館に設置されている。

フロンターレが市に寄付した昨年秋のヤマザキナビスコ・カップの準優勝賞金5千万円の
一部が充てられた。チームの中でも読書好きという8選手が選んだ「とっておきの本」や、
児童書、絵本など、7館で計3784冊を置いている。

チーム随一の読書家として知られるMF中村憲剛選手が薦めるのは
「読書が好きになるきっかけを与えてくれた」という「模倣犯」(宮部みゆき著)。
DFの寺田周平選手は「声を上げて笑ったり、ホロリとさせられたりする場面もあった」
と「東京タワー」(リリー・フランキー著)を挙げた。読書で気持ちを落ち着かせるという
FW鄭大世選手は「成人した時に祖父から贈られた一冊」として「読書力」(斎藤孝著)を紹介。

川崎区の市立川崎図書館では、貸し出しカウンター前に「川崎フロンターレ文庫」
を設置した。田辺浩嗣館長は「利用者に好評で書架にすぐ補充しているような状況。
普段の予算では買い替えることのできない絵本も並び、フロンターレに感謝している」
と話している。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1003030052/
http://news.kanaloco.jp/common/user/news/photo/1/100303/7_215925.jpeg