【サッカー/日本代表】中村俊輔、本田圭佑に“ゲームメーク禁止令” ゴール前の仕事に専念するよう異例の指示

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100303-00000020-spn-socc

日本代表は3日、豊田スタジアムでアジア杯最終予選バーレーン戦を行う。
Jリーグ復帰後初戦となるMF中村俊輔(31)は、FWに入るMF本田圭佑(23)に対し、
ゲームメークには参加せずゴール前の仕事に専念するよう異例の指示を出した。

2人の同時先発は08年6月22日バーレーン戦以来、約1年9カ月ぶり。
役割分担を明確にしてW杯本大会開幕までちょうど100日前の一戦に臨む。

突き放したような言葉を発したのは、チームを機能させるためだった。
非公開で行われたバーレーン戦に向けた前日練習後。

中村が、約1年9カ月ぶりに同時先発する本田について
「(本田は)ゲームをつくることはしない方がいい。その方が本田も周りも割り切ってプレーできるし、
いい感じに進むんじゃないかな」と話した。

11人の連動で勝負するチームにおいては異例の“ゲームメーク禁止令”。
司令塔の役割は自らが引き受け、本田にはゴール前での仕事に専念させる意向だ。

中村と本田の同時先発は08年6月22日バーレーン戦の1回だけ。
同時出場は3回あるが、いずれもお互いが持ち味を発揮したとは言い難い。
昨年9月のオランダ遠征では直接FKで、2人がキッカーの座を取り合う場面もあった。
中村は自我を前面に出す本田の扱いに苦慮してきたが、
W杯での共存が現実味を帯びてきたことで役割分担を明確にすることが必要と判断。

「ゴール前の迫力があるのは岡ちゃん(岡崎)と(本田の)2人ぐらい。
トップ下ではなくFWのイメージでやった方がいい」との結論に達した。

(つづく)