"本田システム"に懐疑的な俊輔、「本田が何をするのか…」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/gekisaka/article/558 日本代表は2日、3日のアジア杯予選・バーレーン戦に向け、試合会場の豊田スタジアムで公式練習を行った。
1日夜に帰国したMF長谷部誠(ボルフスブルク)も合流し、20人で最終調整した。
MF本田圭佑(CSKAモスクワ)とMF中村俊輔(横浜FM)。日本の誇るレフティーが共演する。
これまで右MFのポジションを争ってきた2人が同時に先発するのは08年6月22日のW杯アジア3次予選・バーレーン戦以来、
約2年ぶり。その後、中村が先発、本田が途中出場で両者が同時にピッチに立ったことも3試合あったが、
その時間は合計しても105分間しかない。
岡田武史監督は本田の攻撃力をより生かすため、4−2−3−1のトップ下のポジションを用意した。
俊輔はいつも通りの右サイド。指揮官は「シュン(俊輔)にはシュンの、本田には本田の特徴がある。
お互いの良さを生かし合うことができれば。本田はロシアに行ってから、プレースタイルというか、
プレーのアグレッシブさが変わってきている。今までの本田よりも他の選手と合わせやすいのでは
ないかと思っている」と期待を寄せたが、そう簡単に事は運ばなそうだ。
前日練習では紅白戦を行い、実際に俊輔と本田が同じチームでプレーしたという。
しかし、非公開練習を終え、報道陣の前に姿を現した俊輔は浮かない表情で口を開いた。
「本田が何をするのか…。読めないというより、宙ぶらりんで、足元で受けるのが多い。
周りが気を使わないと消えちゃうかな。トップ下の位置で横に動くだけで、裏に抜ける動きがない。
カメルーンみたいに強い相手になったら、どうなるかな」
>>2以降に続く