俊輔寝ずに考えた…バーレーン戦3つのテーマ
日本代表のMF中村俊輔(31)が3日のアジア杯最終予選バーレーン戦に向けた「3カ条」を掲げた。
スペインから帰国する機中で2月14日の東アジア選手権・韓国戦(1―3)のDVDを3度もチェック。
「おかげで寝不足」と苦笑しながらテーマを列挙した。
(1)セットプレー「CKでもFKでもオプションを増やしたい。試すなら今。W杯直前では相手にバレるしね」
(2)連動「個人としてはサイドバックと絡んでFWの得点シーンをつくる。大胆に裏にも抜けたい」。
韓国戦では全体のポジションがずれていて連動した攻めが少なく、ボールを失った時には相手に決定的な形をつくられることが多かった。
攻めるときもポジションを意識し、守りでもポジションを固定してプレスをかける必要があるという。
(3)速攻スルーパス「あとは早めにスルーパスを出すこと。ボンバー(中沢)から闘莉王、闘莉王から長友、さらに長友から闘莉王って
回してる間に敵のDFは戻ってる。ボンバーが持ったら裏に抜ける動きをしたり、ジャブのようにスルーパスを出して行きたい」
いずれも岡田監督のミーティング内容と合致していたという。横浜への復帰決定後初の代表戦。
「変な言い方をすれば失敗していい試合。どんどんトライしたい」。中村は力強かった。
[ 2010年03月02日 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/03/02/04.html