バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)が
23日(日本時間24日)行われ、浅田真央(19)=中京大=は女子SPで
史上初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、ノーミスで演技を終えた。
真央は「とりあえずほっとした。落ち着いて出来た」と演技を振り返った。
ライバル、金妍児(19)=キム・ヨナ、韓国=が78.50点を記録しトップ、
真央は2位につけた。
さらに真央は、晴れやかな表情で「自分を信じてやるだけだと思った。
(フリーは)落ち着いてしっかりやるだけ」とコメントした。
真央は鮮やかなピンク色の新衣装で22番目に登場。最初のトリプルアクセルを
見事に成功させ、続けてダブルトゥループも決めた。続けてトリプルフリップも成功、
後半のダブルアクセルも完璧に決めてノーミスで演技を終えた。フィニッシュを決めた後は
飛び上がって喜びを表現し、はじけるような笑顔で大歓声に応えた。
真央への大歓声が残る中、次に登場したヨナは気合の入った表情で演技をスタート。
出だしのトリプルツッツ、トリプルトゥループのコンビネーションジャンプを成功させた。
その後もトリプルルッツ、後半のダブルアクセルも見事に成功させ、
真央に負けずにノーミスで演技を終えた。
女子SPの得点はヨナが78.50点で1位、真央が73.78点で
2位と4.72点差となっている。フリーは25日(日本時間26日)に行われる。
http://www.sanspo.com/vancouver2010/news/100224/oai1002241341011-n1.htm http://www.sanspo.com/vancouver2010/images/100224/oai1002241341011-n1.jpg