【サッカー】「3D」で画期的なフットボール観戦を!“目と鼻の先”を飛び交うボールのとてつもない臨場感に、誰もが口をあんぐり

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1アフリカンフラグフィッシュφ ★
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/england/text/201002150009-spnavi_1.html
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2010年1月31日・日曜日、プレミアリーグのタイトルレースを占う重要な一戦、アーセナル対マンチェスター・ユナイテッドを
“ある特定の場所”で見守った人々は、かつて体験したことのない“画期的フットボール観戦”に、その約2時間、終始目を奪われ、
息をのみ、奇声を発して、えも言われぬ感動の洗礼を受けた。

“ある特定の場所”とはほかでもない、イングランド国内にある選ばれた9つのパブ(リック・ハウス)。
“感動体験”の発信元は、その9つのパブに新しく備え付けられたまっさらの「3Dテレビ」――プレミアリーグ創設から数年、
おそらくはアーセン・ヴェンゲルのアーセナル監督就任からしばらくして、至高の黄金カードとしてさまざまな意味で
全土から注目の的となってきたこの日の対決こそ、フットボールに限らずあらゆるスポーツにおいて、人類史上初めて3D放送の栄誉にあずかったのである。

この、歴史的な“未来放送体験”に生で触れる幸運を得たのは、そうそうたる(?)評論家連を含む総計たった数百名のみ。
専用の“メガネ”を通してでしか味わえない以上、それもやむを得ない。事実は「予約抽選制」だったようで、
当選者にはそれとなく当日まで伏せておくように示唆されていたらしい。

いずれにせよ、もし仮に“ものものしい雰囲気”につられて立ち寄った飛び込み客に対する恩恵があったとすれば、
それは例えば、慈悲深い“招待客”の1人からしばし“おすそ分けで貸し与えられた”数分間程度だったろう。
むろん、筆者にはそもそも、この午後だけのためにはるばる駆けつけるほどの余裕も度量もない。
そこで、あるウェスト・ロンドンのパブで実際に視聴した人物の談話を下に、彼になりきったつもりでこの歴史的体験の一部始終を再現してみたいと思う。