多田野ら数人が紅白戦に先発し2回無失点

盛岡大付の秘密兵器！甲斐“速”戦力

　今春センバツ（３月２１日開幕＝甲子園）に出場する盛岡大付（岩手）が１０日、福島・いわき市での３日間の１次キャンプを終えた。
この日は低温のため、予定していた紅白戦を中止し軽めの調整。それでも「急浮上の選手がいます」と関口清治監督（３２）に焦りはない。
視線の先で、俊足を披露していたのが甲斐祐源中堅手（２年）だ。

　秋季東北大会ではベンチ外だった。その昨秋、送球に難のあった内野から外野へ転向。
課題の打撃も、約４００球のティー打撃と素振りを毎日こなす。「この冬、一番成長した。甲子園での起用もある」と関口監督。
５０メートル６秒２の足も魅力で、前日９日の紅白戦も主力組で出場した。２４日から５日間のいわき２次キャンプは紅白戦が主体。
甲斐は「アピールして定位置を取りたい」と意気込む。遅咲きの韋駄天（いだてん）がチームの救世主になる。

http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20100211-594858.html