水曜に続き火曜も「視聴率一ケタ」の危機 TBS春に大改編
TBSには、魔の水曜日≠ニいう言葉がある。
「年末年始の特番を別にすると、昨年11月中旬から毎週水曜日は、一日を通して
平均視聴率(関東地区)が10%を超えるレギュラー番組が一つもないんですよ」(TBS局員)
それに加えて昨年12月から火曜日の視聴率も大変なことになっているという。
「局内では魔の火曜日≠ヘ時間の問題と言われています。1月19日(火曜)はついに
すべての番組の平均視聴率が一ケタ台でした。翌週の26日はかろうじて免れましたが、
もはや壊滅状態ですよ」(前出・局員)
民放の4位が定着しつつあるTBS。このままではジリ貧は目に見えている。
「視聴率に加えて不況で、土曜夜に放送している食品メーカー一社提供のバラエティ番組や、
日曜夜に自動車メーカーが単独提供していたドキュメンタリー番組が、両社が提供を
降りるため、3月で終了になるそうです」(広告代理店社員)
当然のことながら、今春の番組改編は、大がかりなものになるという。
「平日18時40分から19時50分の『総力報道!THENEWS』が終了、この時間帯を
バラエティ番組に替えるほか、週末のスポーツニュースは司会者を局アナだけに
することを検討中です」(前出・広告代理店社員)
なかでも、テレビ業界で密かに驚かれているのが、韓国ドラマの放送である。
「4月から水曜21時の連ドラ枠で、イ・ビョンホン主演の韓国ドラマ『アイリス』を
放送することが決まりました」(芸能プロ幹部)
ゴールデンタイムに、海外ドラマを放送することは、ここ数年例がない。
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>>2以降へ)
週刊現代 2010年2月13日号より
http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG7/20100201/20/