http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0125&f=national_0125_022.shtml シンガポール・リーグ(Sリーグ)に参戦するアルビレックス新潟シンガポールは、1月22日、2010年の新体制を発表した。
昨季はシンガポール・カップで4位に入るなど躍進。シーズン途中で海外移籍する選手が続出、Sリーグの他チームへの移籍などもあり、
選手育成を標榜する同チームの面目躍如となった。今年は、昨年から引き続き在籍しているメンバーは5名のみと大幅に入れ替わった。
Jリーグから移籍した3名を加えて、フレッシュな顔ぶれで2010年のシーズンを迎える。
監督には杉山弘一氏が就任。杉山氏は1994年から浦和レッズ、東京ヴェルディ、アルビレックス新潟などで10年間Jリーガーとして活躍した後、
浦和レッズハートフルクラブにコーチとして6年間在籍。クラブチームの監督就任は今回が初となる。
また、今年からキヤノン・シンガポールがメインスポンサーになったこともあわせて発表された。
キヤノン同様、アルビレックス新潟シンガポールとしても、社会貢献活動に今年も力を入れていくという。
アルビレックス新潟シンガポールの開幕戦は2月4日で、対戦相手はゲイラン・ユナイテッドFC。会場はジャラン・ベサール・スタジアム。
(つづく)
杉山新監督のコメント
「どの国で、どの年代であっても、サッカーは突き詰めれば同じ。大きく違いはないと思います。このチームは若くてフレッシュなメンバーが多いので、
吸収が早いのがメリット。監督として、チームコンセプトを早く浸透させて、チーム全体が同じ方向、同じ熱い思いで戦えるようにしたい。
選手の特徴を良く見て、いいものを出してあげたいと考えています。スタッフや会社の人達、そしてサポーターの力も借りてシーズンを戦っていきたいと思いますので、
ご声援よろしくお願いします。」
市原充喜選手(DF、MF)のコメント(ジェフユナイテッド市原より移籍)
「自分の進化とチームの成功が目標。DF、MFともにこなせるのが自分の強みだと思います。中盤にいる時、
バックにいる時とそれぞれのポジションに応じたプレーを見てください。」
上谷暢宏(FW)のコメント(ヴィッセル神戸より移籍)
「裏に抜ける動きや、足元でパスを受けることを得意としていて、こちらでの練習試合でも手ごたえを感じています。日本でも海外でも結果を出すことが大事。
『成功したい』という気持ちを持って自分自身を鍛えて、この1年間で成長したいと思います。」
是永大助チェアマンのコメント
「昨年はシーズン中の移籍も多く、その実績は選手たちの大きな励みになっています。今年はまた気持ちを新たに一から新しい流れを作っていくので、
選手たちには次のステージに行くための場として大事に使ってもらいたいです。今年の目標は、リーグ戦4位以内。優勝争いに最後まで絡んでいきたいですね。
また、学校訪問や病院訪問、老人ホーム入居者のスタジアムへの招待など、社会貢献活動も積極的に行っていきます。
地域にとって「あって良かった」と思っていただけるチームになりたいですね。また、サポーターの方々にも、『宴会シート』の設置など新たな企画を用意しています。
ぜひジュロン・イースト・スタジアムへ来て、シンガポール生活をより楽しんでください。」
写真
http://news.searchina.ne.jp/2010/0125/national_0125_022.jpg