http://www.topics.or.jp/localSports/122545366453/2010/01/2010_126379179527.html J2の徳島ヴォルティスは17日、徳島市内の阿波おどり会館で、今季の新体制を発表した。
チームは攻撃力アップへ若手を中心に新たに10人を補強。
美濃部直彦監督ら出席した選手は、昨季の9位を上回りJ1昇格争いに絡んだ戦いをすることを誓った。
サポーターら約200人が見守る中、契約交渉中の金東燮(キム・ドンソプ)ら3人を除く31選手がスーツ姿で壇上に登場。
一人ずつ紹介された後、昨季主将を務めた倉貫が「僕たちはピッチで百パーセントのプレーをする。皆さんも昨年以上の熱い声援をお願いします」と呼び掛けた。
来場者からは「J1昇格のために何が必要か」との質問が寄せられ、選手たちは「全員が頑張ればJ1昇格の可能性は80パーセントくらいある」
「J1に行くには上位チームに勝ちきらないといけない」と答えていた。
ファンを集めての新体制発表は今回が初めて。西野彰馬君(12)=鳴門市鳴門町、鳴門西小6年=は「選手のことがよく分かり面白かった」と満足そうに話した。
この後、新入団選手が記者会見した。青色の真新しいユニホームに身を包んだ選手たちが、それぞれ自己紹介。プレーの持ち味や今季の目標、ヴォルティスに対する印象などを話した。
J1大宮から移籍したMF島田は「左足のキックに精度がある。得点に絡むプレーをする」、C大阪から入ったDF平島は「90分間走り続け、当たり負けしない」と抱負を述べた。
チームは昨季、決定力を欠いたことから、攻撃的なサイドバックを3人補強。前線にもキープ力ある選手のほか、個人技で突破できる選手を獲得し、全体的に攻撃の厚みを増した。
美濃部監督は「今季はできるだけ若い選手を獲得した。生き生きとプレーしてほしい」と話した。チームは18日、徳島スポーツビレッジで練習を始める。