【サッカー】ヴォルティス徳島が始動　Ｊ１懸け基本練習に汗 就任３年目を迎えた美濃部監督「まずまずの立ち上がりだ」

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Ｊ２の徳島ヴォルティスは１８日、板野町の徳島スポーツビレッジで今季初のチーム練習を行い、
Ｊ１昇格を懸けた６年目シーズンのスタートを切った。
新加入の１０選手も練習に溶け込み明るいムードに包まれる中、ランニングやボールを使った基本練習に汗を流した。

午前１０時すぎ、高校新卒の岡ら２人を除く３２選手がピッチに姿を現した。
軽いランニングとストレッチをした後、ピッチ外周を回る１５分間走を２セットこなした。
１分間の心拍数を、心肺機能を高めるのに必要な１５０〜１６０に保ちながら走り込んだ。

２０代選手が新たに多く入り、チームが若返ったこともあり「声を出していきましょう」など、
威勢のいい掛け声があちらこちらで飛んだ。

午後からは高校の授業を終えた岡も合流。７対７でのパス練習などに取り組んだ。
ＤＦリーダーの三木は「いよいよ始まったという感じ。開幕に合わせしっかり調整していく」。
就任３年目を迎えた美濃部監督は「選手たちはいい動きを見せていた。まずまずの立ち上がりだ」と満足そうに話した。

チームは２３日まで同ビレッジで練習。高知、宮崎両県でキャンプを行うなどして、３月上旬の開幕を迎える。

◎新加入組、軽快に
〇…新加入の１０選手が軽快な動きで初練習のメニューをこなした。攻撃の司令塔として期待の大きいＭＦ島田は
「チームは明るい雰囲気で、気持ちよく体を動かせた」と感想を口にした。

高さと強さが持ち味のＤＦ八田は「定位置争いは激しくなると思うが、自分の持っている力を出し切りアピールしたい」と意気込んだ。
山田庸フィジカルコーチは「引っ越しなどもあり昨季からいる選手に比べやや調整は遅れているが、徐々に調子を上げてくれるだろう」と期待を込めた。

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【写真説明】今季のチーム初練習に臨む徳島ヴォルティスの選手＝徳島スポーツビレッジ