http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000017-ism-socc 現地時間13日に行なわれたイングランド・FAカップの3回戦・再試合で、格下レディング(イングランド2部)を相手に1対2と敗れたリヴァプール。
今季は失態が続いているラファエル・ベニテス監督には、再び批判の矛先が向けられることとなった。ロイター通信が報じている。
延長戦の末にレディングに敗れ、大会からの敗退が決まったリヴァプール。
今季はすでにチャンピオンズリーグとカーリングカップでも敗退しており
ベニテス監督は「結果的に我々は大会に残れなかった。だから、未来について考えなければいけない」とコメント。
また、英『ITV』のインタビューで、チームが満足のいくレベルに達していたかどうかと尋ねられると、
「それは見方によるが、気に入らなかったことはたくさんある」と答えている。
負傷退場したFWフェルナンド・トーレスとMFスティーヴン・ジェラードに依存しすぎとの見解に対しては、
「それは違う。我々は彼らがいなくても得点は奪える。彼らは非常に重要な選手たちだが、同じようにいい仕事ができる選手たちはいる」と否定した。
そんななか、元リヴァプールDFのマーク・ローレンソン氏は、英『BBC』に対し、
「もうこれ以上はダメだ。パフォーマンスで改善した部分はない」とコメント。
「今夜のリヴァプールのダメなところを話したら、1時間はかかるだろう。
今日のチームのなかで、5、6人の選手たちは、単純に水準に達していなかった」と厳しく批判した。
なお、勝利したレディングのブライン・マクダーモット監督は、「ウチの選手たちは素晴らしかったと思う。本当に、本当にいいパフォーマンスだった」とコメント。
「惜しいチャンスが3、4度あったから、前半に0対1とリードされたのは不運だった。でも、そういうときは、次のチャンスがあるだろうと考えなければならない」と語っている。