【相撲/サッカー】“改革派”貴乃花親方の公約…Jリーグのようなサポーター制度の導入、力士給与の年俸制導入、地方巡業の共同宿舎化など

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88■■貴乃花親方=大のサッカーファン■■
サッカーも四股踏めば軸はブレない…貴乃花親方(上) 岡田Jにエール「私で良ければ協力します」

 (略)。大相撲の貴乃花親方(36)は大のサッカーフリークだというのだ。(略)。

−−全く知りませんでした。親方の原点のひとつがサッカーとは

「そうですか。昔から大好きでしたよ。私はキャプテン翼世代(笑)。小学校の放課後などは
毎日のようにサッカーをしていました。ポジションは、もう攻めまくるのみ。1度、GKをやったこと
もあるのですが、友だちから『お前が前にいないと威嚇にならない』と言われたものです(笑)」

−−今もごらんになっている?

「昨年末もクラブW杯でマンチェスター・ユナイテッドの決勝戦を生で拝見しました。
欧州のサッカーは基本的な技術がきちんと成り立っていると思います」

(略)

−−それにしてもサッカーに詳しいとは

「今もバルセロナやレアル・マドリードの試合を見るのは楽しい。そういえば、実は2002年W杯の
直後、セネガル代表チームの方々が部屋に来たんです。『ぜひ、まわしをつけて土俵に立って
みたい』と…。それで3人の選手に四股を踏ませてみたら、驚くほどうまくやれたんです。
日頃からそういう身体の使い方、鍛え方をしているということです」

−−なるほど

「同じ年ということもあって、昔から(引退したフランス代表の)ジダン選手が好きなのですが、
彼が得意としていた(マルセイユ)ルーレットなどは、軸がいっさいブレていない。重心が低くて速い。
だから相手はボールが取れない。スペシャリストといわれている選手はみんなブレないから、
倒れない。やはり足腰なんですよ」

−−日本の選手にはできないものですか?

「カズさん(横浜FC・三浦知良)の時代の代表(オフトジャパン)は相手がすべて上と思い、
必死に走っていた感があります。ユベントス時代のリッピ監督は『いくら技術があってもボールを
必死に追わない選手は使わない』とおっしゃっていました。なにごとも基本が大事なんです」

(略)

ZAKZAK 2009/03/05