スピードスケート男子短距離の第一人者で、1998年長野五輪で
金メダルを獲得した清水宏保(35)=コジマ=が28日、競技の
第一線から退くことを示唆した。
同日行われたバンクーバー五輪代表選考会の500メートルで7位に
終わった後、「五輪はないに等しい」とした上で、今後の去就について
「改めてコメントしたい」と語り、近く態度を表明する考えを示した。
清水は500メートルでの五輪出場が消滅。29日には選考会の1000
メートルに出るが、現段階で派遣標準記録を切っておらず、5大会
連続の五輪出場は絶望的となった。
清水は162センチの小柄ながら、爆発的なスタートダッシュを武器に
活躍。長野五輪の500メートルでスピードスケートの日本選手で初めての
金メダルに輝き、1000メートルでも銅メダル。2002年ソルトレークシティー
五輪でも500で銀メダルを獲得した。ワールドカップ(W杯)では通算34勝、
3度の総合優勝をマークした。
[ 時事通信 2009年12月28日 22:59 ]
ソース:清水、現役引退を示唆=去就は「改めてコメントしたい」−スケート〔五輪・関連〕
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/headlines/20091228-00000147-jij-spo.html