【映画】「古くさい映画撮りやがって」 山田洋次監督、小津安二郎監督に反発していた

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1野良さん ◆TvN8RkVODg @ターンオーヴァーφ ★
山田洋次監督(78)が20日、脚本・演出を務める劇団新派新春公演「麥秋」(1月2日〜25日、東京・三越劇場)を
記念したトークショーを都内で行った。
同作は小津安二郎監督の名作映画を舞台用にリメーク。

山田監督は、松竹に入社当時、すでに“松竹の巨匠”だった小津監督に対して
「古くさい映画撮りやがってと反発していた」と告白。

しかし「やはり無常観の中に美しいリズムがあった。
何とかもっと素敵なものになれば」と評価しつつ意欲を燃やしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091220-00000302-dal-ent

画像
http://ca.c.yimg.jp/news/20091220182433/img.news.yahoo.co.jp/images/20091220/dal/20091220-00000302-dal-ent-view-000.jpg
2名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:15:27 ID:0sLWt/200
好きな女の子の胸を思う存分ぷるんぷるんできる方法が見つかった
メリークリスマス
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9127380
3名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:16:28 ID:oMCYU8WU0
>>1
当時の松竹の若手は全員そうだよ
4名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:16:35 ID:5U+bPtZDO
説教臭い映画撮りやがって。
5名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:17:06 ID:RQgxnodF0
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6名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:19:07 ID:MROikMTiO
それにしても劔岳の監督した奴はひどかったわ
7名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:19:31 ID:PVxWP9JU0
山田の「男はつらいよ」は小津の「出来ごころ」の影響を受けている。
8名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:20:15 ID:uBt5BswU0
神戸は終戦直後には朝鮮人の暴動が頻発し「魔都」といわれたくらいの
無法地帯だった。

警察が山口組の三代目に依頼して無法の限を尽くす朝鮮人をやっと
押さえ込むことができたくらいだ。

山口組の三代目の伝記を読むと当時の朝鮮人の暴虐ぶりがよくわかる…


その一部を紹介すると

「田岡組長が神戸の静かな住宅街を歩いていると、小さな子供が一人で
歩いてきた。
不審に思ってその子供に問いかけるとこどもは向こうの方を指差した。
そこには、その子供の若い母親が三人の朝鮮人に強姦 されていた。
田岡組長が助に行くとその朝鮮人が向かって来たが、二人の眼球をえぐる
と残りの一人の朝鮮人は腰を抜かして逃げていった。
しかし、その若い母親は気が狂っていた。上品な顔立ちの美しい女性だった」

「山口組三代目」 飯干晃一 著 より
9名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:21:14 ID:ctKyRDv10
待て、これは「速報」…なのかッ!?!?
10名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:21:33 ID:yGyNErc/0
山田の映画は貧乏臭い
11名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:22:15 ID:DoL9R2vG0
歴史は繰り返す
12名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:22:51 ID:gmmj2/g80
小津安二郎の映画ほどバタ臭い映画はないと思うが。
13名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:28:39 ID:cnVJqRdq0
虹をつかむ男は黒歴史
14名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:29:02 ID:6zN9UR9a0
>>8

朝鮮人を追い出せ


15名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:30:03 ID:6zN9UR9a0


男はつらいよ


あんなブサイクなふーてんヤクザがモテまくり、という設定自体ありえない

まあ、ブサイクに夢を見させる映画なのかもしれない
16名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:30:13 ID:5ljWt0AF0
この人もヌーベルバーグだったの?
17名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:30:16 ID:q6O/nrGe0
>>12
非常線の女なんかは非常にバタ臭いよな
18名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:30:53 ID:2CmShgI0O
>>6
映画館で見ろ貧乏人
19名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:31:18 ID:vgbL9SmL0
>>8
これは事実か?
事実なら
20名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:32:32 ID:QEPV2B+7O
小津の映画は金出してスクリーンで観たいとは思わん
黒澤や溝口は観たいが
21名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:35:25 ID:agwGCtg+0
山田洋次は作品の品質の安定感はあるけど、毒とかそういうのが無いね。
おとなしすぎるんだよな。作風が。
22名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:35:59 ID:GFpW1RRS0
「東京物語」は、こたつに入ってテレビで観たいね
23名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:36:34 ID:cW4bD2BS0
初期の男はつらいよは面白いが、最高傑作の第一作をもってしても
野村芳太郎監督の「拝啓天皇陛下様」ほどには渥美清の魅力を引き出しては
いないと思う。
24名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:41:09 ID:Unt2sTB0O
>>20
何イキがってんの?
25名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:41:32 ID:LXZ7+PNc0
山田洋次は黒澤の家に訪問したとき、
黒澤が小津の「東京物語」をしんみり見ていた姿に
ショックを受けたって言ってたな。
26名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:42:14 ID:q6O/nrGe0
成瀬巳喜男をもっと再評価してほしい
27名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:43:30 ID:/OFZsGYe0
東京物語より晩春のほうがよかったな
28名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:45:01 ID:JC0ZSilt0
今まで「男はつらいよ」をまともに見続けられたことがありません
29名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:46:24 ID:pevQP7k70
日本は若いセンス持った人が監督になれず
下積み重ねてやっと監督できる頃には、感性の古いお爺ちゃん

その爺さんが面白くもなんとも無い映画とって、TVや雑誌が巨匠扱いして褒めまくる
30名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:46:43 ID:Okgvfs7X0
>>21 戦後を生き抜いた善良そうな日本人に受けるが。今の老害がのさばる日本じゃさっぱりだろ
31名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:47:46 ID:Okgvfs7X0
>>29 監督にはなってるよ。人気がないだけで。
32名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:48:40 ID:uh02A7AX0
小津なんかを評価してるから日本映画はダメになった
33名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:49:47 ID:7CkUrBZ8O
俺は市川昆派だから関係ねぇな。
34名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:49:49 ID:AaoZSVRzP
>32
どう考えても海外のほうが小津の評価は高いです
35名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:50:14 ID:/OFZsGYe0
小津を評価してるのはむしろ外国人じゃないの?
36名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:50:38 ID:672GETFl0
ここがいわゆる「お前が言うな」スレか…
37名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:51:18 ID:muVp2/Yj0
監督の格
小津>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>釣りバカ
38名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:51:34 ID:UT2p0qgL0
小津映画って裸の王様の典型だよな
39名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:51:39 ID:KwKTC5ZG0
古臭かろうが新しかろうが、映画なんて無くても生きていけるんだが。w
40名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:51:53 ID:8+4QGNap0
小津だっけ
カットごとに何秒何秒と完璧に決まってたのって
41名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:52:59 ID:DasnX0Dm0
赤に染まった実存主義の時代に、インテリ学生あがりのこの世代は反体制派が主流だったからね
時代を描かない小津のやり方に若者が反発するのは当然かと
42名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 00:57:32 ID:DasnX0Dm0
と言っても、小津は普遍的親子の関係の中に少しずつ時代性を入れていたけど、
それが、世相自体に問題意識を持って時代と対峙し描こうとした下の世代からは
スノッブに見えていたのも頷ける

フーテンの寅は、体制に取り込まれずに漂流するバガボンド性が当時の全共闘世代には受けた
43名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:03:35 ID:DasnX0Dm0
さらに小津の映画は年齢を重ね人生経験を積むに従い味わい深いものになる
理論武装しただけの若者や、血気盛んな20代にこれを理解するのは難しい
44名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:04:26 ID:2/T0eW+e0
「旨いね、この豆」
「およしなさいよ!そんな豆ばっかり!」
45名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:04:44 ID:Zbt/yTZF0
小津映画は原節子と笠智衆がいたから評価された

異論は認めない

この2人のキャスティングが違ったらもっと評価は小さかったと思う
46名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:05:40 ID:7acS+QJTO
>>42
寅さんは学生運動と関係ないだろ。
高度経済成長、高学歴化、国際化から取り残された、
当時の負け組層が支持したんだよ。
学生運動やっていた奴らは、東映ヤクザ映画だろ。
47名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:07:02 ID:/X1ja9nDO
48名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:07:02 ID:o8VDJfrn0
東京物語を20代で見ると香川京子に感情移入する
結婚・子育てを経験して親の看取りとか切実な問題も見えてくると
杉村春子に感情移入できるようになった自分がいて驚くw
49名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:08:45 ID:2/T0eW+e0
>>43
蓮實重彦センセイご苦労様です。こんな夜中まで2chですか
50名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:09:15 ID:DESDLJFgO
古くさかろうが、しっかりとした骨組みであればいつの時代にも評価がある

山田さん、あんたの「学校」シリーズ…なんだあれは
51名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:09:36 ID:9wsveIJq0
成瀬の「乱れる」観てない奴は今すぐみろ!
52名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:09:44 ID:DasnX0Dm0
>>25
大活劇、一大スペクタクルで名を成した黒澤は、人間の欲望とその愚かさを描くのに長けていた
ヒューマニストでもあった一方で、女性描写が苦手であった
晩作に至るに従い、小津のようなしみじみとしたものを作りたがっていたのだと思う

でも、小津は一見平凡なようでいて、死や孤独など、残酷な要素が底流にある
53名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:11:24 ID:CV/U+PNB0
>>52
東野英治郎のラーメン屋とかね
54名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:12:45 ID:uq7WQmtJ0
小津映画すごい面白いんだけど。
人それぞれだな。
55名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:14:57 ID:DasnX0Dm0
>>46
そのとおり
共同幻想の敗北と未練から、寅さんと自分を重ね合わせて見ていた
健さんは東大バリケードにも描かれていたね
56名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:15:58 ID:ZmG28cXM0
黒澤は偉大だが
小津や成瀬のほうが自分の好み
あと
ビデオで「麦秋」「晩春」を見て
原節子に美貌に衝撃受けた
美しいにもほどがある
山田作品は薄っぺらい、以上
57名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:16:57 ID:DasnX0Dm0
確かに成瀬はもっとメジャーに取り扱われていいと思う
特に女性描写は抜群
58名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:19:29 ID:2/T0eW+e0
>>48
ありゃ杉村春子が上手すぎるなあ。神演技だわ。
59名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:20:03 ID:bBbx0LoF0

山田、小津の映画は今でも見られ、年に一回はNHKとかで放映されてる
お前は寅さん以外ない
50年後も寅さんだけ
60名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:20:17 ID:F1V5IZ/a0
形式優先で、スタイルが突出しているために
小津映画は前衛映画のように見えることがある。
更に言うと、まるでSF映画に見えるという事すらある。
どこが古臭いのかよく分からない。
変に工夫して新しいとされそうな試みを下手に入れてくる映画作品などよりも
ずっといつも新鮮。それが小津映画。

それから、
小津は「日本の心」を撮ったというような言い方には実は手放しで賛同しない。
少なくとも「日本の形式」というものは撮ったであろうという意見については、大いに賛同したい。
そこに日本の心が宿っていたというのなら、わからなくもない。
古臭くはないと思うよ。
61名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:23:08 ID:DasnX0Dm0
昔も今も芸能界は仕切っているのはヤクザで枕が当然
昔の映画界では上下関係の絶対性は今よりも厳しいもので、
女優とベッドを共にしたいという理由で男優になる者が多かった時代
そして原はマッ○ーサーへ差し出されたという・・
62名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:24:20 ID:BFJzge+60
>>59
「幸せの黄色いハンカチ」もあるじゃん
63名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:27:58 ID:yo4Lc4RU0
>>8

すげーうそくさいwww
64名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:29:04 ID:ZDcq1aSE0
古臭くたって、「良い」映画が見たいんだよ
65名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:30:05 ID:2/T0eW+e0
>>61
で、何が言いたいのです?
東京物語のラストで香川京子との遣り取りを観たでしょう?
66名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:31:50 ID:DasnX0Dm0
>>60
小津は『宗方姉妹』の中で、「姉さんは古い」と言う妹役の高峰秀子に対して
姉の田中絹代にこう言わせている
「新しいとは、古くならないということ」
これは小津の真意でもあろう
67名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:35:14 ID:D4iz5UpRO
お前も今の若手にそう思われてるよw
そして死んでも小津以下の評価になる
68名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:35:42 ID:02Qdy7K60
omae ga iu na
69名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:36:31 ID:02Qdy7K60
細田守がオズのオマージュやってたよ
70名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:40:20 ID:bwIPwVLc0
今村昌平も小津映画の古臭さに嫌気がさして
小津組から離れたんだよね
で、小津映画の対極とも言えるようなどろどろした作品を作ったんだよね
71名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:44:27 ID:3ZP+fQ2w0
映画ファンてのは、えれえムズカシイこと考えながら映画見てんだね……
72名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:44:37 ID:PTbPMxX/0
>>70
そういった松竹の監督ってことごとくつまんない映画撮ってるよね
73名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:45:29 ID:Q0Z5tAL5O
>>63
チョンは死ね
74名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:47:05 ID:3nGHZKbR0
>>1
小津に反発して大島や山田が新しい松竹の映画を作る
まっとうだよね
それに対して小津を神格化するのはよくないよね
晩年の黒澤が小津を見てただけで
黒澤は自分が小津にかなわないことを知ってたとかいっちゃう
蓮實や金井は感じ悪い
75名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:48:15 ID:WVn92lth0
有名な話だな。
山田も若い頃は小津に反発して黒澤みたいな映画撮りたいと思ってたと。
でも気づいたら小津みたいな映画ばかり作ってたってな。

まぁ黒澤みたいな映画は特殊な才能と金が無ければ撮れないしな。
76名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:52:12 ID:PTbPMxX/0
松竹ヌーベルバーグは結局何も遺産を残さなかったな
77名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:52:25 ID:WVn92lth0
>>74
そりゃ小津みたいな映画を黒澤に作らせても小津には適わないだろう。
同様に、黒澤みたいな映画は、小津には死んでも作れない。

黒澤はいろんなジャンルの映画を作ってきた天才だけど、
小津の専門ジャンルじゃ小津には負けるだろうな。
78名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 01:53:12 ID:kHp7DJz7O
拝啓、天皇陛下様は名作だよなぁ
時代と人間の勝負を悲しく描いてるのに
渥美清が生き生きと演技してるから
その悲しみの中だからこその
逞しさが伝わってくる
男はつらいよシリーズはもう少し
構図とかセリフに技巧が加わった感じで
やっぱり上品だと思う
面白いけどね
79名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:00:03 ID:3nGHZKbR0
山田洋次は木下恵介にも反発してたんだったけ
木下恵介から出たのが山田太一なんだよな
子供の頃はふたりがごっちゃになってた
80名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:03:19 ID:yDHCFQOC0
自分が今同じこと言われてるのに気付けよw
81名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:13:29 ID:NehMqVWRO
俺は川島雄三派だから関係ないかな
82名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:16:53 ID:fMs0hFgx0
>>76 大島渚作品(特に初期の)があるじゃないか。
映画を見てて、見てるこっちが恥ずかしくなって体中をかきむしるといったような体験ができる作品は他には余りないだろう。
ある意味極めて貴重だよ。
83名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:19:49 ID:++bgmZMS0
>>1 「古くさい映画撮りやがってと反発していた」
といって、その馬力で作れる本数はたかが知れてる.山田さんはいいネタ見つけてよかったね.
惰性でやってた分、脳みそを絞りきってなかったから近年秀作多いし.いやもう「多かった」かな.
84名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:23:49 ID:Yw1IWktA0
>>1の書き方だといかにも叩こうぜといったネタに見えるが、
この話は、若い頃はそう思ってたけど、自分が年を取ってから
小津映画の良さに気づいた、みたいな話の一部だよ。

そして何故かテレビなどに出るたびしょっちゅうこの話をしてる・・・
多分、テレビ制作者にあのエピソードお願いと言われるんだろうけどorz
85名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:28:33 ID:+DMoFXGz0
浮き草の杉村春子最高
86名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:33:19 ID:QaCbZMgr0
80年代、当時の映画業界者はこぞって小津の映画を懐古の象徴と蔑んでたけど
フランスで再評価されたら、あっという間に手のひら返して恥ずかしくないのかいw
ヨーロッパでは黒澤より評価されてるよね小津
87名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:34:12 ID:TZt7FM710
小津はあらすじ2行のストーリーでテーマを撮っている
そういうところが若い監督や何でも撮りたい派の人は拒否反応をおこすんだろうな
88名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:34:32 ID:W+YArCBH0
古くさい映画って日活ロマンポルノみたいな?
89名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:37:30 ID:Hk48cwbY0
山田の頭では昔も今も小津を理解できていないことだけは確か。
90名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:39:03 ID:z6uE90Jm0
山田洋次の映画も十分古くさい
91名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:39:39 ID:W35uQnhk0
松竹のバカが自滅したおかげで、邦画はクソ量産しまくりの東宝の天下になってしまってる
92名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:41:19 ID:W35uQnhk0
新作おとうと」はどうなんだろうねえ

おれはダメだと思うなあ。批評家にもちょっと叩かれてたよね
93名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:46:14 ID:vgbL9SmL0
>>86
これに尽きるよ
海外評価にあほみたいになびく
クズの集まりだ
94名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:47:58 ID:U8a+03dmO
男はつらいよ17作は神
後半は寅が聖人君主となってしまったが、42作は
映画作品として素晴らしい出来
95名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:48:04 ID:FUIT3st4O
外国じゃ小津監督はすげぇ評価だよな
半分映画の神様みたいな扱いだと聞くが
96名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:48:27 ID:DasnX0Dm0
蓮實の小津「発見」の功績はあろうが、氏の小津評は、
あまりにも記号論的に分析していて違和感を感じた
それ以前に、自身の政治利用に使っていたというのも拒めない
97名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:53:29 ID:yV5bLeD+0
レンタル出来る小津作品は全て観たけど、今まで小津映画が好きな人と会ったことがないわ…
逆に変わった人って思われてる感じ…。
タイタニックやアルマゲドンとか、そんなのが好きな奴ばかりで嫌になるわ。。
98名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:55:55 ID:W35uQnhk0
小津なんて評価されてんのか、おっさんには懐かしい貴重な風景がうつりこんでるからなだけ

七十年代の映画が好きな俺は、その同じ理由で、男はつらいよとか、特撮が大好き
こんなものだろ? なぜか?とかのごちゃごちゃした理由づけは、こねくり回して気取ってつけた
ものばかりだ
小津映画なんて、クソおもしろくもなんともない。気取りやがって
99名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 02:56:15 ID:VbUxSLBA0
古臭いのもたまにはおつだろ
100名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 03:04:48 ID:3nGHZKbR0
小津の晩春とかの笠×原な近親相姦的な感じを受け継いだのが
男はつらいよの渥美×倍賞だといってみる
101名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 03:12:42 ID:lyOquklbO
>>86
おくりびとも最初は叩かれてたのに
海外で評価されたとたんに手のひら返したのと似てる
102名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 03:15:41 ID:FUIT3st4O
小津監督のすげぇところはイマジナリーライン越えて撮影してるとか、地味だけど実は撮影のタブーを犯してるとこだと聞いた
103名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 03:18:10 ID:tustulS2O
大島渚かて、似たようなことを言ったわけだが、もちろん大島が言うのは許される。





おい、やーまだ!

お前が言うなwwwwwwwwwwwwwwwwww
104名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 03:28:52 ID:QBUpARdH0
お前が言うな
105名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 03:35:05 ID:H3bmYqcj0
欽ちゃんも新しいときはあった。
106名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:23:39 ID:DasnX0Dm0
小津作品の画面構成美を超えるのはそうないだろう
小津は役者の一挙手一投足から厳密に指示し、小道具からその配置に徹底的にこだわった

テーマを家族に絞って一見ホームドラマだが、映像は人工的・作為的に作られており、
どのショットを抜き出しても完璧な一枚の絵になっている
そのためには、ロングの時に大瓶だったビール瓶が、アップで画面バランスを保つために小瓶に
すり代わっていたりする
そしてたえず切り替えによる正面からの目線が、人物配置と異なり視線がズレているのも
おかまいなしに、あくまで一枚の画面映りを最優先させており、通常の映画作りのルールを破壊している
そうした意味では実験的・前衛的であり、60の言うようにSF的でもある
107名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:25:20 ID:W35uQnhk0
寅さんに言わせたら、「神経だよ。こいつは一種の神経だよ」って言われそう。小津
108名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:29:03 ID:+RGYzK4O0
小津のカット割りは、冷徹で緊張感にあふれてて素晴らしすぎる。
109名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:29:34 ID:DasnX0Dm0
>107
寅「さてはお前、インテリだな?」でしょ
110名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:31:14 ID:H+9lD2XT0
寅さんは渥美清という天才がいたおかげだしなあ。
木村拓哉を主演にキャスティングしないと客は入らないんじゃねえ。

ひどいもんだ北野武の最近の映画は。


111名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:31:30 ID:fBXLvaUB0
小津映画は寿司みたいなもの。シンプルで分かりやすく、かつ独創的だったから世界に
出て行けた。山田洋次は玉子丼とかそういうの。
寿司と玉子丼のどっちが優れているかなんてナンセンス。
112名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:37:37 ID:DasnX0Dm0
さらに言えば、小津はワイプもスクロールもクレーンも一切排除し、
ほぼ腰の位置という低位置に置いた固定カメラだけにこだわった

削ぎ取って削ぎ取って、ミニマルな画面の反復というフィルムつなぎだけの手法
それこそアマチュアでもできてしまう手法なんだけど、行き着いた手法がほとんどがこれ
自然どころか最初から最後まで人工的、「つくりもの」というのを徹底した恐ろしい人だよ
113名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:40:59 ID:W35uQnhk0
山田洋二のカット割り、画面作りが一番好きだけどなあ
なんでもない人物二人の会話のシーンでも画面に食い入るように観てしまう
テレビドラマ、邦画、ほんとーーーーーーにクソの才能のカケラも感じないヤツばかりだよね
初めて、JIN ってのをみたけど、もうね、ぜんぜんダメ

唐突だけど、ゴールデンスランバーの冒頭17分ネット公開みてきたけど、カット割、構図が
うまいなあって関心した。車内のおっさん二人の会話シーンがほとんどなんだけど、うまいなあ
って思いました。
114名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:42:27 ID:DMlfG21a0
なんか結構濃いスレになってますね
勉強になりました
115名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:43:09 ID:H+9lD2XT0
山田さん、たそがれ撮った後に藤沢周平という鉱脈をみつけちゃったと自身で言ってたしな。

渥美清という大鉱脈がなかったら自分がどうだったか考えてみてね。
116名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:45:30 ID:H+9lD2XT0
小津と山田で共通してるのは

笠智衆は偉大でした、ということだけ。



117名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:54:29 ID:DasnX0Dm0
近年の藤沢周平シリーズの徹底したリアリズムはいいね
説明的なウソくささがなく、「自然」でいい
実は「自然」に見せるって一番難しい

これはTVドラマの対極にあたる
TVはアップに頼り過ぎ、しかも照明がきつすぎる
カメラがいいから全部拾ってしまうから、逆に不自然きわまりない
まるで劇画を見ているようだ
これではオーバーアクションになって役者も育ちにくいだろう
だからいい役者は映画に行く
でも映画は金がかかる→TV局が投資→TVの延長で作ってしまう→質の低下→ますます不人気・・
118名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 04:56:53 ID:eDs4kQ0cO
>>27
晩春はとても良い映画だよね
昔の結婚観とか家族観、この映画で学んだ(親父さんの世代の考え方のほうね)
良い悪いとかでは無く、今とは全然違う考え方に驚いた
まぁこの映画でも親父さん世代と娘さん世代では随分違うって事を描いてるんだろうけれど
親父さんが娘さんたしなめる時のセリフ、何度も繰り返し聴いた
深いんだよなぁ
色々考えさせられた
119名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 05:06:29 ID:zLSN96xbO
世界の小津
世界からは無視されがちの山田
120名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 05:08:31 ID:VhR1jSA50
山田洋次こそ古臭い感じなんだけど、株とか自殺のドラマしかみたことないけど
古臭すぎてびっくりした
121名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 08:35:48 ID:APIevAil0
オマンコ出来た女優の数が多い方を勝ちとしたい
122名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 08:46:05 ID:RhehU+B60
小津監督って、旧制高校時代だかに
男子学生に手紙(恋文か?)みたいなの出して、それが原因だかで退学になったとか言われてなかったか。
生涯独身だっけ。ホモだったの?なんか全然間違えてる?
123名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 08:53:24 ID:mpkdzE4C0
ホモっぽいよね
山田洋二は道程っぽい
124名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 08:55:36 ID:ThjpmJq10
小津って若い頃はこんなつまらない単調な映画がなんで評価されてるんだろうと思うけど
年をとるにしたがって良さがわかってくるね
125名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 08:55:53 ID:H+9lD2XT0
それを言っちゃあ、おしまいよ。
126名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:00:55 ID:aeLddB0p0
山田監督はいまだに時代の最先端をいってる
127名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:03:37 ID:rzuijjFr0
山田洋次は過大評価されすぎだよな
死んで評価されるとは思えん
128名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:05:31 ID:bxAZHLY30
>>124
自分は逆。
10代20代の頃は新鮮だったけど、だんだんつまらなく感じるようになった
129名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:06:02 ID:mhLBTzKx0
若いときは、「あのジジイは古い」と言い、
自分が年寄りになると、「最近の若い者は」と言う。
世の中、そんなもの。
130名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:08:59 ID:rzuijjFr0
山田洋二の
底の浅い押し付けヒューマニズムのほうが
よっぽど古臭いわけだが
131名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:12:19 ID:UrJevAoVO
やべー寅さん見てないからたそがれしか知らないよ
感想は…テンポおせー、長い、だから間の取り方がエゴに感じる、途中から蛇足、説明しすぎ…一言で「老人向け」か
と思ってたからスレタイわろた
132名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:20:17 ID:H+9lD2XT0
男はつらいよ32作目 口笛を吹く寅次郎
を寅さんのベストとあげる人は少なくない。
133名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:23:43 ID:0jzkytyNO
まあそういう古臭いやつの方が、外国に評価されるんだけどね。
134名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:24:20 ID:BMYiyohS0
山田幼児の映画は安っぽい
135名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:25:14 ID:AVkHyRdX0
まあ、山田洋次のアカ臭がアレなのは同意だが。
寅だけで評価してやるのは気の毒な気も。

初期の馬鹿シリーズとか見ると少し見方変わるぞ。
あと、森崎東と組んでた頃のものはある意味「神」領域かも。

渥美清の晩年を地獄に幽閉した罪は重いがな。
136名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:25:27 ID:bC8BQjKj0
>>111
たとえが下手くそだな

丼ものだってきっかけがあれば出ていけるだろ
牛丼みたいに
137名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:26:55 ID:90d7mnZNO
洋次も太一も吉岡秀隆あたりで平凡で純心な少年〜青年期の心模様を描くのが好きだね
洋次は先生とか見ててくどくなるんだよなぁ
138名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:28:13 ID:p9HTG9Ww0
上の世代を超えなきゃいけないんだから、
そりゃまぁそれぐらいの気概は必要だけど。

山田が言うと「オマエは言うなw」となるね。
139名無し募集中。。。:2009/12/21(月) 09:28:38 ID:WP4GCh990
山田洋次の名言

北野武監督は「人間」を撮っている
わたしは「映画」を撮っている
映画人だからね
140名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:31:24 ID:lGEnjnxq0
井筒は黒沢明なんてゴミって言ってるぞ
141名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:31:40 ID:O+lwoIV20
山田幼児=量産型野村芳太郎左翼味
142名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:35:13 ID:f5BPhnnI0
>>29若いセンス(笑)
143名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:35:56 ID:Iy6mDCMB0
内容より役者さん頼みで客を集めるみたいな印象しか無い
144名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:37:04 ID:LaZxL7jg0

洋次→辛気くさい映画撮りやがって
145名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:37:20 ID:RhehU+B60
>>135 >まあ、山田洋次のアカ臭がアレなのは同意だが。
幸せの黄色いハンカチを左翼的に読み解ける?
まあ全く不可能だとまでは言わないが。
146名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:39:09 ID:rzuijjFr0
小津の「東京物語」世界中の映画人にとっての教科書
「市民ケーン」とか「戦艦ポチョムキン」と同レベル

山田は日本の映画人にとってさえ
教科書と呼べるような映画は1本もない
147名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:41:11 ID:0jzkytyNO
黒沢明「俺は日本人に肉をタップリ食わしてやりたいんだよ」
148名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:44:05 ID:SRtabCsn0
井筒監督インタビューより

●黒澤の「七人の侍」について

「表面的で核がない」と酷評
149名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:44:29 ID:dZ0dY1N3O
>>143
それって大事なことだけどね。
150名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:44:57 ID:H+9lD2XT0
真昼の決闘とたそがれ清兵衛は月とすっぽんです。
151名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:51:37 ID:hreA8ozL0
小津監督は当時も保守的だと捉えられて評価は低かったんだよね
自分もあんまり好みの監督じゃないけど、あそこまで徹底的な様式美に
こだわったのは守りじゃなくて、むしろ攻めの気持ちからではないかと
152名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:52:46 ID:y6t6Kz3+P
山田も十分古くさい
153名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 09:54:50 ID:RhehU+B60
>>151 小津映画は
手法としては、過激だよ。過激。
154名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:01:20 ID:72HXL1of0
日本の巨匠の映画なんて全然見てないな・・・
なんの気なしに借りたのがクロサワだったってことがガキのころ何度かあったけど
155名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:04:44 ID:H+9lD2XT0
山田洋二を巨匠という人はいないと思うよw

文豪は夏目漱石であって赤川次郎は違うでしょ
156名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:04:46 ID:GNpBQNnSO
小津の映画この間テレビで見たけどめちゃくちゃ面白かったよ。
古臭さも地味さも武器にしている。
最近の多くの日本物より面白く感じてしまった。
あれはなかなか撮れないと思う。
157名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:05:48 ID:PRc24XHZO
>>154
意外に面白いもんだよ。市川崑とか
158名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:06:04 ID:w5IKtAIvP
>>155
この場合小津を指してるんだろバカ
159名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:08:06 ID:H+9lD2XT0
>>158
頭いいなお前
160名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:09:26 ID:7QBCCmTM0
原節子ってまだ生きてるよな?
161名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:31:26 ID:Iv9xbKeEP
小津安二郎はきらいじゃないけど
素人監督が小津風に撮るのがいやだ
テレビドラマなんかでも人物を正面から撮って、思わせぶりに間をとる
演出を見たりするとウンザリする
162名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:39:25 ID:Z1adcHtq0
山田の映画は既に古くさい。
小津の映画はテーマが古典的だったと言うだけで、
古くさかったことはない。

>>46
全共闘は敵ですよね。
しかし民青とは関係あるんじゃないでしょうかw
163名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:39:49 ID:8yiGFGVy0
「小津ばかりでなく、清水宏をもっと評価せよ。」笠智衆
164名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:40:17 ID:zjFie02jO
今村昌平も小津に反発して泥臭い作風に進んだと言うし
よっぽど鼻持ちならない人間性だったのだろうか?
165名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:45:58 ID:BMYiyohS0
山田が日本映画をダサいイメージにした
166名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:47:59 ID:Z1adcHtq0
>>76
ええ!?
あなた松竹ヌーベルバーグの作品見たことないでしょ?
鳩を売る少年、武士道無残、死者との結婚 あたり
167名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:51:03 ID:Z1adcHtq0
>>164
創造的な仕事についてないと分からないと思う。
同じやり方じゃ越えられそうにない先輩と仕事をするってことがどんなことか。
168名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 10:51:18 ID:dcdGElJ5O
今度は山田洋次が言われる番ね
諸行無常
169名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 11:00:48 ID:x+FZLts50
>>164 小津の場合は、作風や技法が確立され過ぎてて、 
それが結果として高度ではあるが狭小とも言える表現技法となってしまっているために、
そこに居たのでは何も生み出せないという認識を持ってしまい逃げ出さざるを得なかったんじゃないの。
小津映画という小さな宇宙を完璧に形成し過ぎてたというような意味あい。
小津の影響下にあったのでは、レベル未達の小津風味の作品としかならず、
エピゴーネンと堕す将来の自分しか見えないといったような。
独自の幾何学を作り出したものの、その学者当人が殆ど全て超高度な段階に至るまでやっちゃってしまったので
もう余人がその分野で新たな学問的業績を上げる事ができなくなった優れて孤独な数学者みたいな存在。
そのようなものに喩えられそうな気がしないでもない。小津安二郎。
恐らくきっと、そこに変態性欲の兄嫁という項目を後に無理やり導入しようとも、
もう小津の出した絶対正解以上の解は出せないといったような表現としての
「不妊の宇宙」が作られてしまってたのではないかと、密かに想像してみたりもするのである。

170名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 11:16:28 ID:SqMKE+jXO
山田は若い頃は周りの影響もあってか、けっこう実験的な作品を撮ってたからね
最初に木下の下に付いてたら寅さんは無かったかもしれないなあ
ただ、大島や篠田、吉田、今村に比べると大人しいから良かったんじゃね
171名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 11:24:03 ID:B91yPqwmP
お膳の上、向かって右側にお銚子1本
左スペースに一輪ざし
役者は微動だにしてはいけない
172名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 11:27:23 ID:FON4KgvW0
山田洋次は若手に「こんな大衆迎合の中身のない作品ばっかつくりやがって」
と言われているんだろうなw
173名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 12:04:54 ID:xQuTvSRW0
謀反気は独立独歩の源
174名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 12:13:24 ID:H+9lD2XT0
寅さんは今もポンシューと喧嘩しながら旅してるんだろうね。
正月は稼ぎ時だからな。
175名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 12:17:58 ID:Y1aoCsz80
>>18
>>6じゃないけどさ
劔岳はもっともっとよくなるはずなのになんか色々台無しだったよ
音楽の使い方とかクライマックスシーンの繋ぎ方とかも
そりゃあの役者たちに最後の難所登らせて見られるものにするのは無理なのはわかるけどさ
山の絵はそりゃさすがだったけど

それと>>6は監督の言動のことを言ってるんだと思う
本当は照れ隠しなんだと思うけど、横柄な物言いをする人だからさ
176名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 12:42:12 ID:2/T0eW+e0
>>171
小津の映画に登場する静物ってアクセント効いてて面白いよね
177名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 12:53:34 ID:aY8k09bW0
黒澤は今でも見れるけど
小津は見る気がおきないな
178名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 12:57:24 ID:yV5bLeD+0
小津の映画って、当時から人気があったのかな?
もし家族で映画館に行ってるようだったら、当時の日本人は文化レベルが相当高いな。
娯楽が少ない時代っていうのもあるだろうけどね。
179名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 12:59:55 ID:l9zSGBpzO
虎次郎 goes to Hollywood
180名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 13:01:20 ID:GB3NXXr0O
>>163
女優なんてものは大道具と同じだって言った人だな清水宏
181名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 13:16:03 ID:zmgbimVY0
既存の価値観を否定して新しい価値観を創り出そうとする
若い人はいつもそうだよな
182名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 13:30:56 ID:1nezWO140
絵のアングルがとか陰影がとか云いたがる輩のために小津みたいな監督は必要
映像を芸術として見たがる人も多い
エンタとして見ると糞つまらん
183名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 13:39:57 ID:/JlqK7fD0
>>161
司馬遼太郎が柳田國男の文体をコピーをしているのにうんざりするのと同じだな
184名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 14:02:12 ID:3wKOSsrL0
寅さんがTVにかかるたびに、「俺の好きな世界だ」と思って観るんだけど
酷いんで 5分と持たないね。 
反発も何も 小津とはレベルが違いすぎる。
185名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 15:07:48 ID:0Y+JT2s90
小津の映画はいつも会話してるのをそれぞれの人物の真正面からうつしてるが
あれ撮影現場はどうなってるんだろう?カメラを間にはさんで
会話(?)してるのか?それともセリフ1つ1つ別にとってるの?
186名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 15:15:03 ID:KszV8QDR0
>>178
「東京物語」公開当時、興行収入でその年のベスト10入りしてるのだから
立派な娯楽作品だよ。
でも大半の客は独自の映画文法で撮られたことには気付いてなかったと思う
そこがまたすごいのだが
187名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 18:28:12 ID:NIbTx7KB0
>>184 もっと厳しいのが、釣り馬鹿。
でも寅さん後期は、公開時に釣り馬鹿の方が笑いが多かったみたいと言われてる模様。
188名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 19:53:49 ID:GNpBQNnSO
>>182
いやいや、エンタメしてたよ。
わかりやすいし。
お約束な展開だが何故か目を離せなくなった。
189名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 20:10:24 ID:scJ9uFTa0
>>177
同じく。

ただ、黒澤映画って音が割れてるのが多くて、それがちと残念。
保存が悪かったのか、当時の録音技術がなかっただけなのかわからんけど。
190名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 20:16:11 ID:32EYt54m0
>>155
漱石は作家たちに評判良くない
191名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 20:16:12 ID:zWMLE+LR0
反発するのはいい
ただそれは超えた時に初めて価値を持つ
192名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 21:20:03 ID:fkumnHZy0
>>185
「父ありき」ではたがいちがいに役者を座らせて、二台のカメラで撮った
全部がそうかどうかは知らん
193名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 22:34:03 ID:ThjpmJq10
>>182
昭和30年代の映画館で「これ見てる俺かっこいい」なんて思ってみてる奴はほとんどいない
194名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 22:37:44 ID:Y1aoCsz80
小津映画は嫌いじゃないんだけど、原節子さんの良さはいまだにわかりませぬ
195名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 22:53:41 ID:n14WGn4i0
温故知新っていうだろ・・
小津の方がよほど新鮮だった
山田の方がよほど昔に囚われてないかなこれ
196名無しさん@恐縮です:2009/12/21(月) 23:38:02 ID:kpxuXaTl0
昔のモノクロの日本映画を見ると、言葉使いが凄く綺麗で、物腰にも品が有り
それが全然ワザとらしくなくて、極自然な立ち居振る舞いに見えるから更に凄い!
それだけでも充分引き込まれてしまうよ。
今の邦画やTVドラマなんて、演技力以前のガキタレのお遊戯にしか見えなくなる。
197名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:00:22 ID:3wKOSsrL0
>>196
中井貴一ぐらいしか思いつかない、今は。
198名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:02:43 ID:1wQKPMOP0
>>197
ミキ・プルーンも20代から髪型同じだし、役柄も好青年しか演じられないキガス
199名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:07:08 ID:z05qRuL20
>>196
それを懐古というのだよ
モノクロ時代の日本はすでにファンタジー
200名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:16:23 ID:FqYHWsiu0
生まれてはみたけれどとか
松竹大船の本とかで散々小津とか木下とか黒澤的なモノについては
反発してた言ってるけど
何をいまさらって感じなんだけど
201名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:18:13 ID:56rfSQI7O
未だに古くさいのはお前だろ山田
202名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:20:10 ID:egGWYvz6O
↓どさくさに紛れてスピルバーグが一言
203名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:20:31 ID:FqYHWsiu0
>>185
一人ひとりカメラに向かって会話してる風にしゃべってた
誰もいないところに会話してるってのが意外に難しい
もちろんシーンごとに順番に取ってたわけじゃないけど

役者は正直脚本は見てるけど
これは一体何のシーンを取ってるのかどう感情を出せばいいのか
わけがわからんかったらしい
204名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:21:37 ID:ITl/dNyI0
山田も、「霧の旗」はmjですばらしいし「馬鹿」シリーズは才能がきらめいてる
寅さんでテレビにコミットしたあたりで才能を食いつぶしたのか
205名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:27:06 ID:DtEaLHXq0
小津も黒澤も世界のどこにも通じる普遍的な表現がある。
山田監督はどうしてもローカルにしか通用しない。
特に欧米には理解されにくいと思うが。
206名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:27:30 ID:FqYHWsiu0
小津、木下、渋谷、吉村、今村、大庭、野村、大島、篠田、吉田、山田
松竹出身の監督は多いが
確かに一人だけ場違いがいるよな
207名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:32:53 ID:ITl/dNyI0
>>205
>特に欧米には理解されにくいと思うが。
シュローダーとかウィーン市長とか、ファンはいるようだ
208名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:35:07 ID:z05qRuL20
松竹といえば、西川克己がこう書いてたな

家族ゲームが世間で騒がれていた時に、松竹の撮影所内では「あれは文学じゃない」と
いう風評だった
ここに山田洋二以来の映像作家が生まれてこない所以がある、と
209名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:36:13 ID:aJkpI5lM0
虎さんのいぼみたいな
醜いホクロが気持ち悪いから見ません。
210名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:39:43 ID:6TEj/+k20
>>196
昭和30〜40年代の映画って独特な言葉遣いするけど当時の人はあんなしゃべり方したのか
映画独特の演出なのかいつも気になる。
211名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 00:56:07 ID:z05qRuL20
>>210
言葉遣いどころか、風俗習俗も現代とは全く別物でしょう
夜這い行為が続いている地方がまだかなりあったくらいだし
212名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 01:09:44 ID:PZtDndlS0
昔と今で言葉遣いがかなり違うのはガチだと思う
ドキュメンタリーで昭和40年代の東京の女子高生とか見ると、日本語が綺麗というか、発声からして違う
213名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 01:13:52 ID:GrDPIQbl0
>>196 >言葉使いが凄く綺麗で、物腰にも品が有り
>それが全然ワザとらしくなくて、極自然な立ち居振る舞いに見えるから
本当かよ。
小津映画でも、一家の主のくせに家族が一生懸命話し掛けてるのに
口も利かずに屁で返事をしたりとか、そういうのがよく登場してたぞ。
しかも一度ならず、二度三度とそういう屁返事のシーンが印象的に挿入されてるんだぞ。
半分以上聞いてない生返事というのはあるかもしれないが、屁返事なんてのは論外だろう。
一本の長編映画の殆ど締めのシーンが屁で返事する親父で終わるようなそんな映画のどこがいいんだよ。
小学生の悪ガキでも怒られるぞ。屁で返事。それが事もあろうに大黒柱である一家の主がそうなんだよ。
礼儀も道徳もあったもんじゃないよ。
小津ってそういう奴だよ。古臭い程度どころか、屁臭い最低野郎だ!
214名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 01:16:21 ID:z05qRuL20
屁といえば「お早よう」か
215名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 01:26:25 ID:+G3LsBTaP
>>178
興行成績もキネ旬も、年間トップ10にかなりの数が入ってる。
特に「晩春」以降はほとんど全て。
216名無しさん@恐縮です :2009/12/22(火) 01:33:05 ID:UH9/jJQC0
蓮実の本を読んで小津にはまった。
今では蓮実は嫌いだが、小津は大好きなまま。
こういう人多いんじゃない?
217名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 01:38:36 ID:z05qRuL20
権威主義はかっこいいものではないからねw
218名無しさん:2009/12/22(火) 06:34:20 ID:DSuPD/6tO
松竹の社長が当時、小津は一人でいいと言っていた。あまり買ってなかったかもしれない。
219名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 08:17:14 ID:zEmXCgoN0
>>218
客は入らないが、賞の取れる映画を作る監督は一人でいい、ってこと。戦前の話。
原節子がでるようになってから、小津映画は客も入るようになった。
220名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 08:18:57 ID:Jr8PJc6G0
>>204 >山田も、「霧の旗」はmjですばらしいし

知らないので、ググったが
山田って実は怖いの?

ttp://blog.goo.ne.jp/langberg/e/bc75be595f6ae10787b3a38fb9b0d78e
>この映画の演技です。始終、不機嫌そうな顔をしていて、眉をひそめている。何を考えているか、
>能面のようになった顔からは、さっぱり見当がつかない。まさしくストーカー体質の女というか、
>精神分裂な匂いがしてきます。そしてこれこそ、この映画のポイントなのでしょう。
>安易な同情も何もいらない。他人は信用しない。もちろん、自分からも相手に同情や信用を与える気はない。
>そんな孤立した人間像。まさにモンスター的な人間を山田洋次監督は描きたかったんじゃないでしょうか。
>ちなみに、先ほど触れた「みな殺しの霊歌」。これは男を主人公にした、やっぱり理解不能なモンスター的人物の
>映画ですが、構成には加藤泰監督に加え、山田洋次監督も参加しています。その点からすると、
>山田洋次監督には「寅さん」で見せた部分以外に、とてもダークな何かが漂っているような気がします。

他のネット上感想では、社会派の清張原作の意図なども汲んで概ね褒めてるようなので
このブログ主がちょっと偏向してるのかもしれないけど。
でも山田は暗黒の一面を抱えているというような指摘には、何となくそんな予感がしないでもないと思ったよ。
221名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 08:29:24 ID:zEmXCgoN0
>でも山田は暗黒の一面を抱えている

よくある指摘。
222名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 08:32:00 ID:zZu1eBJD0
お前の映画も大概古臭いだろw

古臭い中に良さがあるだけでw
223名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 09:02:08 ID:W8tIXtuu0
山田はもっと黒々としたドス黒映画を撮れ!
224名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 09:07:47 ID:uMPLkLwAP
他所の監督の映画にあーだこーだとケチ付けるなよ
人間が小さいわ
225名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 09:52:28 ID:uKW3ZG7I0
東大のとき、下宿宿でずっとチューホフ読んでたとか言ってたね
226名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 09:55:02 ID:Myy7qO1mO
大島渚や今村昌平も似たこと言っていたが
山田はお前が言うなだなあ
227名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 11:40:20 ID:X9cbBXdr0
山田は安易なヒューマニズムや左翼臭などを前面に出してる部分があり
叩かれやすいとは思うが、やはり上手い監督でもあると思うよ。
ベタに見える幸せの黄色いハンカチにしても、ちゃんと新しい試みもやって来てるように思えるし。
ベタに見える題材という点も、わざと自ら制約を課してやってるようで面白い。

たそがれ清兵衛では終盤に珍しく狂気を直接描いてきてるようで
あれもなかなか興味深かった。
もしかして北野作品の暴力描写なども少しは意識してたのかな。
キタノ君のやってる程度くらいは簡単にやれるし、
キタノの陥っているちょっと青臭いとも言える死への憧憬については
それを排した上でそのような狂気を描く事も容易だ。見せてあげよう。
とでも言いたげな、殺陣が最後に展開する。
山田には珍しく、そこには生身があった。キタノほど露骨に生身の暴力を剥き出しにはさせてなかったけどね。
しかしあれはあれで監督なりの矜持であろう。
小津との格比較のようなものに妙に拘らなければ、山田はやはり巧みな監督と言って良いのではなかろうか。
228名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 11:52:29 ID:F+YSel1X0
小津の徹底したワンパターン主義の逸話として喋る冗談まで一言一句同じだったらしい
229名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 12:48:19 ID:2typ8tBN0
>>139
たけしも 国内では こいつにまで こんなこと言われて
かたや 欧州では巨匠扱いのプレッシャー。
そんな中で よく頑張ってきたよ。
>>110の最近のは 酷いっていうのは同意見だけど。
230名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 13:36:03 ID:2E11OCCJ0
>>215 しかしいわゆる究極のマンネリだろう。同時代的には、どういうつもりで見てたんだろう。
同じくハスミがよく褒めてるヒッチコック作品もいわゆるマンネリっぽく見えるものもあるが、
流石にヒッチの方はサスペンスなどの盛り上がりが極めて巧みに盛り込まれていて退屈しそうにない。
小津は刺激の少ない時代の観客でも、「もういいよ」とでも言いたくなるようなマンネリぶり。
231名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 13:38:01 ID:TeSkksnj0
>>17は「バタ臭い」の意味を理解しているのだろうか
232名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 13:50:11 ID:2E11OCCJ0
バタ臭いと言えば、原節子の顔だよ。実は私は好きでない。合ってないだろう。小津の作品世界に。
通常の映画なら、あんな顔が登場した時点で、もう日常の物語が淡々と進むといった展開には決してならないだろう。
本来なら小津作品に閉じ込めておくには無理な顔である。
でもあの容姿が日本の日常を描く小津世界に無理矢理導入されるからこそ、小津映画の魅力は大きく増したものになってるのかもね。
233名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 15:43:02 ID:pWCIA6mx0
>>230
マンネリだから客が喜ばないわけではないし、ましてや「もういいよ」とはならない
作品の質は違うが、『男はつらいよ』シリーズもそれを証明してる
逆にヒッチは晩年は客からある意味飽きられてたと思う
234名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 15:48:34 ID:zsDXY8Jq0
山田洋次程度の監督に言われてもな。 
235名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 15:50:25 ID:zsDXY8Jq0
>>227
山田洋次よりも、そこまで勝手に感じ取れるあなたの感性と想像力を絶賛します。

236名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 15:52:50 ID:pWCIA6mx0
>>231
合ってるだろ

>>232
「晩春」だっけ、あのソバージュはちょっとと思うことがある
237名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 15:59:02 ID:Jr8PJc6G0
>>229 小津、黒澤、溝口などと名前を挙げていって、山田を飛ばして北野にいったりするのに
山田は耐えられないんだろうな。それで近年妙に暗躍して外国の賞関係にアピールしようとしてるようだ。
238名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 17:17:14 ID:Fi4gG0Gl0
>>233 >『男はつらいよ』シリーズもそれを証明
それは特に後期の話だろうけど、正月における年中行事のひとつみたいになってたと聞いた事がある。
初詣に行くみたいに、特に面白くもなくとも寅さんに行ってしまうみたいな。
239名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 20:10:45 ID:z05qRuL20
>>227
北野作品に暴力や死への恐怖も人間の狂気も感じたことはないが、
男はつらいよにはとてつもない狂気を感じることはあるな
240名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 20:15:36 ID:tjHxteYx0
寅さんってサイコパスじゃないかって思うときが時々あるなあ
241名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 20:38:22 ID:ss0j6IuR0
小津作品も、どこかちょっと怖いよね。
あんなに日常を客観的捉えられるという事は、
あの視点は日常からかけ離れた異常な世界、
狂気や凶悪犯罪者の視点から描かれ再現された日常ではないかと、ふと思ったりする事がある。
242名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 20:50:15 ID:VN/lgZTdO
なんつーか子供の目線位置のカメラワークが多い

「お早う」とか観てもオヅは子供の描写が巧いなあと思う
243名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 20:54:16 ID:7jwxXum3O
>>237
山田はその程度だから
244名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 20:55:08 ID:ss0j6IuR0
でもねえ。子供は外から見た子供を自分では描けないという場合も多い訳で。
やっぱり異人だよ。小津は。
245名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 20:56:56 ID:afzwr98RO
オマエが言うな
246名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 21:09:10 ID:KA0V7X+80
寅さんのOPで毎回新しい試みしてたもんな、セコイパロディだったけど
247名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 21:12:24 ID:WLOMuM0n0
で、今一番古臭い映画をつくっている老害そのものの監督は
山田洋次だということですね。わかります。
248名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 21:16:26 ID:kH0qryZQ0
評価は変わって当然
嗜好は人生の成熟とともに変わっていくもんだよ
249名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 21:20:03 ID:jAFnY/Np0
>>229
欧州で知ってる人はいないだろ>たけし
250名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 21:23:50 ID:aSBbA0bL0
えっ?
251名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 21:30:19 ID:hrtxvHg70
小津って役者に一切アドリブを許さなかったと聞くね。
この前亡くなった森繁も小津の映画に出たとき、
そのような演出方法にとても不満だったらしい。
確かに彼の良さが全く出てなかった。
252名無しさん@恐縮です:2009/12/22(火) 22:16:12 ID:z05qRuL20
アドリブ許すと小津映画じゃなくなってしまうしね
社長シリーズのような森繁100%映画もいいが
演出という大きな制約の中で100%の芝居みせるのも
役者の本分ではなかろうかね
253名無しさん@恐縮です :2009/12/22(火) 22:25:01 ID:UH9/jJQC0
「浮草」での鴈治郎と京マチ子の大雨の中でのケンカシーンなんて
少しも写実的でなく、極度に様式的なんだけど、独特の面白さがある
ああいうのが小津は取りたいんだろうね
254名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 02:05:28 ID:Nlh4bIXm0
小津も山田洋次も全作品がDVDになってるでしょ
恵まれているよね
255名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 02:12:41 ID:5Bh1sArk0
いっぺん
IMAXの巨大スクリーンで小津作品を見てみたい
256名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 02:30:21 ID:01gxHTkQ0
>>86
>ヨーロッパでは黒澤より小津

ヨーロッパてどこの国のこと?

イタリアとイギリスとフランスじゃ随分違うと思うが?
ロシア東欧もふくめればなおの事だが。

正確にいうなら「ヨーロッパの一部の国の
一部の人には黒澤より小津の方が高く評価されてる」だろ。
257名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 03:28:11 ID:S3r6i6gI0
古臭いっていうよりも単につまらない映画って思う。
同じ巨匠って言われてる溝口健二や成瀬巳喜男なんかは
良さがわかるんだけど、この小津だけは何が良いのかさっぱりわからない。
258名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 05:50:14 ID:/W3xMabY0
舞台でこっそりと『麦秋』をやってる山田洋次よりも、テレビで『晩春』をやって、
後世に映像が残ることを気にもかけなかった市川崑のほうが、男前に思える。
259名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 06:21:13 ID:YEiNeqtM0
>>258 しかし舞台で小津作品をやるって、どんな感じなんだろう。
小津の究極まで突き詰められたスタイリッシュな映像がなければ成り立たないように思うのだが。
だって一連の小津作品は、シナリオの主たるストーリー部分を抜き出してしまうと
「誰それちゃんがやっとお嫁に行ったのよ。これこれこうで、ああしてこうして・・・」みたいな
半径100m位にしか興味のないオバハンの世間話のようなものだろう。
そんな根幹部分が詰まらなく、またどう考えても舞台向きな激しいやり取りもなく
クライマックスの盛り上がりにも欠けるであろう小津作品を舞台化して
どのように見せる事ができるのだろう?
260名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 06:31:47 ID:0WH248tRO
>>232
一理ある
261名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 06:53:37 ID:nfGnx1iV0
>>259
ややこしいことぐだぐだ言ってないで見にいってこいよ・・・
262名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 07:16:01 ID:0HR9ukHd0
>>261 ごめん。舞台は殆ど範疇ではないんだよ。
関西住まいなもので、演劇などの所謂「現物」モノについては一歩遅れるとか
またアクセス不利で諦めてたりもする訳だ。
小津研究家という訳でもないし、演劇展開があったとしても、そこまではちょっと・・・・という事で。
見てこそ批判しろと言うのは全くの正論だとは思うんだけど。
ちょっと書き方悪かったかもしれないが、もしかしたら誰か見た人が教えてくれるのではないかと
甘い期待をしてしまったもので。 
263名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 08:38:50 ID:hXQ5YdFr0
>>258
崑は晩年にリメイクおおかったよね
娘の結婚、犬神家、黒い十人の女、盤嶽の一生も入るかな
264名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 09:10:14 ID:sXNNRavf0
小津は様式美を極めて、異様なものとなった。
公開時に見ていた世代についてはよく知らないが、
後の世代が小津を見るなら、まずその技法としての異様さに目を引かれる事となるだろう。

ところで、
山田の「幸せの黄色いハンカチ」という映画は、
小津的ではないが、矢張りこれも異様な作品ではある。
そこで極めてありきたりな庶民の反応を描写する映像が繰り返され、
またこれ以上ない予定調和な展開が繰り広げらているとしても、
それは方法論として異様と称するべき域にまで到達している。

あなどれないと思うよ、山田作品。
265名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 09:20:09 ID:ceV+ZB7TO
小津映画は"たいくつ" の一言につきる(笑)
266名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 09:23:34 ID:sXNNRavf0
>>265  最初に見た時に爆笑して見たぞ。
古臭いからではなくて、余りにも日常という現実をあからさまに描写してたので。
267名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 11:20:41 ID:rrp55k6p0
戦後の小津が退屈ってやつは
たいてい
まったく見ずにけなしてるヤツ
小津映画は脚本が錬られているので面白い
題材がホームドラマなだけで(ホームドラマの元祖だから)

おなじように巨匠って言われるベルイマンなんかのほうが
100倍ぐらい退屈だ
268名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 11:26:07 ID:EiOEU+pr0
いまでは自分が古臭くなってるのな
269名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 13:12:18 ID:cN1dYcs20
>>139 >>229
別に悪口でもなんでもないと思うけど・・・。
オレは北野武派だけど「たそがれ清兵衛」に匹敵しうる北野作品はないと思ってる。
北野武が監督なら清兵衛は死んでるよね。
270名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 13:21:57 ID:qsY9cy3HO
ギャロ
「オレは昔、パリで行われた小津の回顧上映に20日間毎日通い、40本の作品を観た。
字幕はフランス語だから、言葉などはまったくわからないし、あらすじのパンフもなかった。
でもそれはオレの人生のなかで最高に素晴らしい瞬間だった」
「20世紀最大の映画監督」

ジャームッシュも小津が好きだね。
日本の若手監督に小津作品を見ることを勧めてる
271名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 13:27:08 ID:L3cUJ3L80
必ず途中で寝てしまう映画
東京物語・2001年宇宙の旅
272名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 13:27:39 ID:mkS5p2Em0
山田映画はエンタメではない。ありがたい法話である。
273名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 13:34:39 ID:vaz3i2FKO
>>267
蓮實信者乙

>>269
ソナチネとキッズリターンはたそがれより傑作
274名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 13:48:55 ID:5f1xWtGlP
このまえBSでやっていたので
はじめて浮き草を見たのだけど赤がとても印象的だった
どのシーンにも必ず入ってくる赤い小物や赤い照明…
それがとても官能的で
びっくりした
こんなのお昼にやっちゃダメと思った
275名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 13:53:23 ID:GTmfwd6G0
>>270
来日した時に小津のDVDとグンゼの下着を買い漁ったギャロ
276名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 14:23:01 ID:qQGmDIdk0
>>220
> 山田って実は怖いの?

共産系組合にも大きな影響力を持つ取締役山田に逆らうと
今は亡き大船撮影所では生きていけないので、大船の法王と言われていた。

こういう点も小津とは全く違うね。
小津は誰からも一目置かれていたし、
五社協定と闘ったり、かなりリベラルな考えの持ち主だった。

山田は城戸の追悼本出したり、社内闘争がお好き。
277名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 15:26:44 ID:P1jVDe0+0
>>270
ジャームッシュは初来日時に、溝口のビデオ(当時はとうぜんビデオだけ)を買いまくった
周囲の人たちが「それ英字幕はない」と言ったところ
ジャームッシュは「なくてもいい 画面を見れば判る(キリッ」
278名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 15:29:45 ID:qsY9cy3HO
>>275
来日した時に、グンゼから好きな色を選んでいいよと
沢山のパンツをプレゼントされたこともあるみたいだね。
その後グンゼの社員をライブに招待したとか。
何かで語ってたな
279名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 15:37:56 ID:8G+lON2I0
小津の家族観とか人間関係って現代的だと思う。
けっこうドライでさあ
280名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 16:14:43 ID:TB9Qr7v+0
このあいだポール・オースターのPB読んでたら「東京物語」を観るという描写が
あって、それが重要なモチーフになってた。
281名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 16:45:53 ID:QchxLuYa0
グンゼパンツって、どこがいいんだ?
品質悪くはないだろうけど、金さえ払えば同程度の品質のものは外国にもあるだろう。
282名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 17:10:26 ID:zLpcuEuy0
小津は黒澤明とよく比較されるな。
高度成長期の勢いと相まって、ヒーローを描いた黒澤と
忘れ去れようする家族を描いた小津って感じで。
283名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 17:28:57 ID:TTE3e9cpO
>>281
BVDじゃなかったっけ?
バッファローでもBVDのブリーフ履いてる
284名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 18:47:13 ID:Cogr4R7l0
インド洋に派遣された自衛官の家族が、無事帰還を願って、玄関に黄色いハンカチを
飾ってると聞いたら、「オレの映画のネタを戦争に使いやがって」等憤っていた山田洋次。
「幸せの黄色いハンカチ」って、元ネタは米国のポピュラーソングだろうに。
285名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 18:55:56 ID:z+SOY/7j0
>>279 小津とか山中貞雄はアメリカ映画の影響受けまくりでドライな感性はアメリカ風
舞台が日本なだけで
ウェットなのは溝口とか
286名無しさん@恐縮です:2009/12/23(水) 19:03:36 ID:qQGmDIdk0
>>285
確かに映画作法だと、特に戦前の作品で、
ハリウッドの影響を受けているのが顕著。
ただテーマはアメリカ風ドライじゃなくて、
白樺派の影響だぞ。旧制中学の時代からの。
287名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 02:10:12 ID:/XwpbnVp0
小津さん古臭いホーム映画とか言われてっけど
ワンカットワンカット2枚3枚単位でトリムしてたんだよ

ほんと東京物語のフィルムの劣化が激しい
テレシネしたHDCAM貸してくれたら無償で全コマ
傷修正してやるよ
288名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 03:21:59 ID:sqbchvG20
邦画がビスタビジョンばっかりになる中ずっと寅さんをシネスコで撮ってた事は評価してる
289名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 03:43:19 ID:6qsuYzoJO
関係ないけど、成瀬の秋立ちぬが好き
290名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 03:47:30 ID:Rb04XMbd0
>>276 ところで、山田って
左翼や左翼運動を真正面から撮ったような作品はあったっけ?
例えば大島渚については、その最初の作品である青春残酷物語からして
モロに左翼思想を前面に押し出してたり、その作品構想の根底からしてマル系から派生した社会科学の考え方を
下敷きにしたものだったように見て取れるのだ。
なんというか映画を見ていると言うよりも、一時期隆盛した社会科学系の論文を読んでるって感じね。
山田にはそういうのあったっけ。
山田はもしかして左翼思想の夢が実現し、革命が成就した暁に訪れる労働者主権社会において
労働者たる庶民(その場合真の主権でもある訳だが)が楽しめるように想定した、
そういった革命成就後の娯楽的なものを目標として、それを勝手に先取りしたつもりで映画作品を作り出していたのだろうか。
291名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 04:11:52 ID:A2EK3Ud90
1を見る限り、ヤマダは小津を評価してるんだが
よく読んでない奴が多いなw

292名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 04:21:27 ID:DsB5ouMc0
>>291 山田は映画監督として才あると判断できるので、小津完全否定はありえない。
流石に映画人として、その程度は分かって余って当たり前だろうからね。
また山田の妙にどす黒く上手く立ち回る社会的才能からしても、小津を完全否定するとは思えない。
しかし小津作品を舞台化するというのは、どうなんだろうね。 
もしかしてリスペクトして舞台化してるよううに見せかけて、実際は舞台化に最も向きそうにない小津作品を
晒し者にしようとするという、なかなか込み入った意思の揺らぎのない左翼的前進戦略から
それをやっていたりするのだろうか。
293名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 10:08:09 ID:YCuNzwCq0
山田さんってなんとなくSM好きのニオイがするんだけど。
294名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 17:16:20 ID:bAqVkAmA0
小津とフランス映画語るヤツとは酒飲まない
295名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 18:14:57 ID:x64d282W0
>>254
成瀬巳喜男なんて全作品の3分の1もDVD化されてないんじゃないの。
見たくてもなかなか見れないこのもどかしさ。
296名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 18:20:06 ID:x64d282W0
>>289
秋立ちぬ見てー
でも見れねー
CSでもBSでも全然放送しねー
297名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 18:55:57 ID:A2EK3Ud90
>>292
考えすぎだw
298名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 20:02:52 ID:l8iOcO1e0
>>297  夜中に酔って寝ようとする前にカキコんだりすると
滅茶苦茶書いちゃうな。正直すまんかった。滅茶苦茶すぎた。
そういえば新年に山田監督「おとうと」公開されるみたいだが、
こっちのタイトルは市川昆から取ってると言ってるようだね。

299名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 20:17:03 ID:dnbXQdjD0
今、思えば、ダウンタウンヒローーーズ 映画館でみないで
男はつらいよ を 4? を 観とけばよかった あの時代あの映画館で
300名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 22:15:11 ID:ZA62cjvo0
東宝はもっと昔の映画のDVD出せ
そういう意味では松竹は恵まれてる方だ
301名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 22:16:53 ID:XqyJOVrd0
何のかんの言って、山田洋次も今となれば
昭和の様式美をベースにやってる人
小津との共通点あり
302名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 22:16:58 ID:+WADzqCG0
>>1名前欄の野良さんって何?
303名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 22:22:16 ID:+M8ULSSlO
俺の親戚に山田さんに名前付けてもらって大人になってからは結婚の仲人までしてもらった人がいる
めちゃめちゃいい人だとさ
304名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 22:29:38 ID:ttdUFy/+0
>>290
シンパの中でも草の根系共産党細胞なので、
共産党を高らかに謳うのではなくて、
影ながら共産党を支援する活動をしていると理解している。
もっと言ってしまえば、山田は共産党の送り込んだスパイだと思ってる。

>>292
大船撮影所を復興することを取締役として組合に約束しているから、(自家発電w)
大船の掲げる旗として小津を利用しているんだと理解している。
どうぞ小津を持ち上げ始めた時期を調べてみてください。

以上、夜眠れなくなると怖いので、反共的妄想ということにしといてください。

305名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 22:31:07 ID:ttdUFy/+0
>>303
その人は共産党員あるいはシンパですか?
306名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 22:46:46 ID:2cz1E61w0
>>296
秋立ちぬは3年くらい前にBSの成瀬巳喜男の特集で放送してたよ。
307名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 23:54:56 ID:fP6lhhYP0
おとうとが、なかなかひどいらしいな・・・・
松竹終わったな。東宝の一人がちをなんとかしてくれ
308名無しさん@恐縮です:2009/12/24(木) 23:57:08 ID:+M8ULSSlO
>>305
いや全然違う
マスコミ関係
309名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 06:20:25 ID:c8Rv5G9N0
吉永小百合って、ダメ作品が多いらしいね。
吉永が出てりゃあそれでいいという層が居るからか、何だよこれは!的な作品になるんだとか。

ところで20世紀の映画作品を含めた創作物の多くに色濃く陰を落としていた
左翼色は今後どうなっていくのだろう?
学生運動をやってた団塊の世代よりちょっと下くらい以降は
何かを創作で構築するほど、左翼思想の影響は受けてはいないと思われる。
それら世代が最後に去ってしまうと、もう引き継ぐ者も出ては来ないのではなかろうか。
20世紀を最後に消えたかつて見られた「悪い夢」だったというような歴史的解釈となるのだろうか。
310名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 13:56:30 ID:TAFfz/Fa0
>>269
北野の初期作品群の素晴らしさに値する 山田の作品があるのか?
ただ、山田の初期を観てないのでフェアではないけどね...
森崎東が一緒に仕事をしていたというのなら 観ても損はないのかもね。
311名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 14:04:44 ID:Ax/qvBfB0
>>309
そうばかりでもないだろう
佐百合サイドの制約があるのも大きな原因
312名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 14:39:36 ID:mmm1YYDp0
>>194
たしかに原節子って美人だとは思うけど目鼻立ちが少々ごっつくて
日本人好みの顔じゃないよなあ。
なんであんなに人気があったんだろ。
313名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 14:43:02 ID:peCKm6RX0
小津映画の原節子はあまりよくないでしょ
ほかの映画を見たらきれいだよ
314名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 14:45:52 ID:peCKm6RX0
>>306
それで見た驟雨って映画の原節子はよかった
成瀬巳喜男は時代の臨場感を出すのがうまいな
小津みたいな画の強さというか刺激はないけど
315名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 14:50:08 ID:727DTi5MO
>>312
岡田時彦とか、昔はバタくさい顔が人気あったからねえ
もっとも、典型的な日本人顔の田中絹代も人気あったし
よく分からん
316名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 15:02:29 ID:3Eldn+Qf0
>>284
そのとおり。
原曲は、”Tie a Yellow Ribbon(Around Your Old Oak Tree)”。
歌ってるのは、トニー・オーランド&ドーン。
全米No.1ヒット級の超有名曲で、日本でもラジオを聴いてる
俺たちは熱狂して聞いてた。
その後、山田の映画ができたとき、完全なパクリのタイトルを
見ただけで、うんざりした記憶がある。
317名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 15:21:27 ID:pf5PVF2f0
山田さんの映画スタッフに出川三男さんという方がいるけど
出川のてっちゃんと親戚か何か?確か映画の専門学校出てたと思うけど。

無名時代のてっちゃんは長渕が出ていた寅さんの「幸せの青い鳥」にほんのちょっと出てるよね。
柴又の野次馬役で「おい寅さん帰ってきたぞ」という台詞もちゃんとある。
318名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 15:25:30 ID:pf5PVF2f0
「寅さんの彼女」という台詞だったかも。
319名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 15:26:42 ID:peCKm6RX0
岡田時彦は今いても人気あると思うよ
美男だから
320名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 15:28:07 ID:UrL2IXb10
釣りバカテレビでやってたが
こんなゴミみたいな映画つくりやがって
腹立ってきた
321名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 16:48:42 ID:1KyMv1Pv0
両方古くさいよな。
322名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 20:22:13 ID:/mw7lLxV0
>>320 釣り馬鹿で青島幸夫元都知事が定年期を迎える老社員として出演し引退して死んでしまう話は結構良かった。
幾らなんでも青島の死を完全に予見して作られてはないだろうから、偶然だぞ!といった出来の良さなのかもしれないが。
またその中でハマちゃんが人情味を排して相当連れなくあっけらかんと青島に向かって
「あなたはとっとと死ぬんですよ。ガハハ!」と言うような内容を語って笑って見せてるところなどは
もう映画という創作物を越えて、まるで運命の御宣託のようで、たまらなく良い。
ところで余り関係ないかもしれないが、釣り馬鹿と併映だったりした寅さんシリーズ末期については
釣り馬鹿の方が寅さんよりもは笑いが多かったというような事態が生じてたらしいよ。
でも一応述べておくと、人々は寅さん目当てに年初などに見に行ってたらしいから
寅さんについてはマンネリ的内容はさておき、何故かそれは年中行事として確固たる位置を占めていたとも思える。
323名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 20:48:29 ID:MhPPliuA0
「お茶漬けの味」で最初に佐分利信を観たとき田中角栄かとおもた
324名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 20:51:42 ID:ynYPqTdj0
増村の映画はスゴイ
325名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 21:02:20 ID:/BC+IAAE0
男はつらいよシリーズは全く興味なくて
たそがれではじめて山田作品を見たけどすごく良かった
特に殺陣がリアルだった
自分はたけしファンだけど時代劇ってことで言ったら
座頭市よりたそがれの方が良かった
たけしのはただのチャンバラ
宇多田もフェイバリットムービーにたそがれを挙げてるし
ちゃんと若い奴にも響きますよ
326名無しさん@恐縮です:2009/12/25(金) 21:33:17 ID:RZdEtnxx0
頭の悪い映画ばかりとりやがって
馬鹿にでも理解できるような商業主義に走りやがって
お前は小津の足元にも及ばねーよアホが
327名無しさん@恐縮です
>>322
マンネリだから行事として確固とした位置を占めるんでしょ。

ナンシー関が「信仰の場」ってルポもので、
正月に新宿松竹に観に行ってレポート書いてる。
それを読んだ俺の感想は、都会にはマニアが集まる場所があるって事。