【裸祭】天下の奇祭・西大寺会陽500周年事業、1月末イベント はだか祭り愛好会による「奉納会陽」などを実施

室山満願寺慈眼院（岡山市東区古都南方）にある五輪塔が、「西大寺会陽」の創始者と伝わる忠阿（ちゅうあ）
上人の墓である可能性が高いとされたことから、地元住民らでつくる西大寺会陽５００周年記念事業実行委員会
などは来年１月３１日、慈眼院を訪ねるイベントを開催する。上人の顕彰碑除幕や福引会陽などで節目の年を
盛り上げる。

イベントは、西大寺会陽が行われる西大寺観音院（同西大寺中）と慈眼院、同実行委の共催。

五輪塔わきに建立する忠阿上人の顕彰碑を除幕するほか、上人の慰霊法要を行う。約８０人のはだか祭り
愛好会による「奉納会陽」もある。ほかに、慈眼院の守護札である「牛玉紙（ごおうし）」を約１２０年ぶりに授与する
福引会陽も開く。

さらに、五輪塔が忠阿上人の墓である可能性が高いとの研究をまとめた大阪大大学院文学研究科の中山一麿
（かずまろ）招へい研究員が「忠阿上人の生涯」と題して講演する。うどんなどの接待もある。

また、同イベントに合わせ、西大寺地区で自転車などを扱う７店は同日、西大寺観音院から慈眼院に向かう
サイクリングを開催。午前９時半に集合し、東区竹原を経由して慈眼院に行き、イベントに参加する。帰りは
城東高校（中区下）方面を通って西大寺観音院に戻る計約２０キロのコース。参加費は１０００円で定員４０人。

保都庸太同実行委員長は「会陽が５００周年を迎え、みんなで地域を盛り上げたい。伝統を全国にも発信して
いきたい」と話している。

ソース(記者注：オリジナルの見出しは「2月末」ですが、誤植と判断し修正しました)
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009122009465329

西大寺会陽画像
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http://www.pref.okayama.jp/sangyo/osaka/kanko_img/toku_matu_001.jpg
http://sankei.jp.msn.com/photos/culture/academic/080217/acd0802170008000-p1.jpg