【ゴルフ】なぜ?2位なのに石川遼がMVP 選考点は池田勇太が上だった JGTO会長は「海外での活躍を加味して決めた」と苦しい弁明

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5ニーニーφ ★
>>1の続き

確かに石川は、マスターズなどメジャー3試合に出場して全米プロでは予選通過。
地域別対抗戦のザ・ロイヤルトロフィー、プレジデンツカップの代表にも選出された。
全英オープン(予選落ち)のみの池田に比べて実績は上位だが、
開幕前に決められた選考ルールは、あくまでも国内ツアーを中心にしたものだ。

事態が発覚する前の会見では、2人とも晴れやかな表情を見せていた。
池田は「遼も僕も全力を尽くしてやった。遼には『おめでとう』と言ったし、
自分にも『よくやった』と声をかけてやりたい」とニッコリ。石川も「最終戦まで戦えたのは、
池田さんのおかげ。この場を借りて、お礼を申し上げたい」と頭を下げた。
 これまでの最高獲得タイトル数は、02年伊澤利光の「8冠」。石川は史上最多の「9冠」となったが、
事実上は「8冠」でタイにとどまった。昨年は最優秀新人賞、MIP賞、ゴルフ記者賞の3冠。
今年は平均ストローク賞など、厳密に数値化された部門でも多くのタイトルを獲得した
。「賞金王は、もう過去のこと。来年はドライビングディスタンスを伸ばしたいです」と石川。
思わぬ形でケチがついてしまったが、決して今季の活躍が色あせることはない。

◆最優秀選手賞のポイント加算方法 
優勝は1勝につき10ポイント(日本オープン、日本プロ、ツアー選手権は20ポイント、日本シリーズJTカップは15ポイント)。
賞金ランクは1位40ポイント、2位38ポイント…と2ポイントずつ減少。
平均ストロークは1位20ポイント、2位18ポイントと2ポイントずつ減少。
池田と石川はともに4勝ずつだが、日本プロを制している池田が10ポイント上回っていた。