【サッカー】大分トリニータ、編成にJ介入 500万円以上支出する際にはリーグの了承必要

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1鳥φ ★
経営難にあえぐJ1大分トリニータの来季のチーム編成に、
Jリーグが介入していることが6日、分かった。

大分はリーグから最大6億円となる公式試合安定開催基金の融資を受けて
再建計画を作成中だが、500万円以上支出する際の決裁にはリーグの
了承を求められていることが判明。クラブが続投させる方針を固めた
ポポビッチ監督についても、人件費削減のため契約の見直しを迫られている。

大分はこの日、大分県別府市の城島高原パークで行われたファン感謝デーの後、
選手たちに経営状況を説明。「複数年契約の選手は年俸を下げないことを
前提に再建計画をつくっている」などと話したという。

しかし、複数のクラブ関係者は来季の契約を結んでいない選手について
Jリーグから削減を求められていることを認め、中でも来季の年俸約3500万円(推定)で
基本合意しているポポビッチ監督については「最悪退任勧告もありうる」と明かした。

サポーター1600人が集まったファン感謝デーで、ポポビッチ監督は
「来季もみなさんと一緒に協力したい」と続投への意欲を示した。
クラブも最下位だったチームを立て直し、最終戦に2万人以上の観客を集めた
指揮官の残留に向け、Jリーグに理解を求めていく。

http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/139162