【野球】女性記者にはペラペラ 中日・落合監督の「マスコミ嫌い」
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読む野球・落合博満
監督がどういう野球をやるかでチーム構成は変わってくる。投手を中心に守る。そういう野球を掲げてやってきた。
打つことよりもまずは守りから。0点で抑えりゃ1点とればいい。
守り勝つ野球を継続してやってきた。その中でもサード、ファースト、外野の一人二人は打たなきゃ勝てないんだけど。
守りで目をつぶるか、打で目をつぶるか。打も守りも両方できる選手はそうはいないし、求めていない。
自分の役割分担は何か、理解している選手がレギュラーに近い。
先発投手は中5日、中6日で登板する。失敗したら取り戻すために1週間待たなきゃいけない。野手はミスを1日で取り戻せる。
ミスを取り返し、チームを助けたことばかり、覚えていて、どれだけチームに迷惑をかけたかは忘れる。
おれたちはそのミスを、つぶしていかなくてはいけない。
谷繁、ブランコ、荒木、森野、井端、和田。ここまでだよ。森野は3年かかってやっとレギュラーになりつつある。
この下につくメンバーをどうやって育てていくか。けがをしたときも見越して、それが1週間なのか1ヶ月なのかも考えて。
おれがレギュラーと認めている選手は、12球団どこへ行ってもレギュラーが取れる。
最低4、5年、第一線でプレーした選手以外はレギュラーじゃない。一つのプレーでたたかれる。それがつらさ。
レギュラーになったものしかわからない。うちのレギュラーを抜ける選手が出てこない。
若いやつらに希望がないかといったら、そうじゃない。レギュラーを抜けばいい。それだけ壁は高いけれど。