去就が注目される大分の元日本代表DF森重真人(22)が1日、浦和、FC東京、
川崎Fの首都圏3クラブと都内のホテルで前代未聞の“同日交渉”に臨んだ。
既に来季続投が決定的な浦和のフォルカー・フィンケ監督(61)、FC東京の
城福浩監督(48)はシーズン中にもかかわらず交渉に直接出馬。
移籍市場の目玉獲得に向けて争奪戦を繰り広げた。
前代未聞の“巴(ともえ)戦”が繰り広げられた。大分の来季J2降格が決定し、今オフの
移籍市場の目玉に浮上している22歳の万能DF森重はこの日、大分のオフを利用して
上京。都内のホテルで、獲得に名乗りを上げている浦和、FC東京、川崎Fの3クラブの
監督、幹部を相手に、順番に約1時間ずつ“同日交渉”を行った。
「これだけ声をかけてもらえるのは幸せ」と森重。FC東京、浦和はシーズン中にもかかわらず、
来季続投が決定的となっている監督が交渉に直接出馬する熱の入れよう。
感激の森重は「城福監督は情熱を持った方、そういうものが伝わる話し合いになりました。
フィンケ監督は、日本人にはない表現の仕方がありましたね」と、それぞれの印象を語った。
森重は昨年8月、北京五輪代表として1次リーグの3試合に出場。的確な読みに加えて
足元の技術も高く、今季は岡田ジャパンにも初招集された逸材だけに、ポスト闘莉王を
求める浦和、ナビスコ杯覇者のFC東京、既にACL出場権を獲得した強豪・川崎Fは
早々と獲得に乗り出していた。交渉を終えた森重は「それぞれチームの考え方、自分に対する
思い、条件提示もすべて聞きました」と振り返った。
注目の決断については「今はフラット。大分に帰って早く決めたい。1ステップも2ステップも
レベルを上げたい。自分が成長できる場を選びたい」と話した。来季も大分との契約を残すが、
クラブ側の経営難は深刻で、今オフの移籍は確実な状況。W杯南ア大会への出場も期待される
若きDFは、どんな決断を下すのか。“巴戦”の行方が注目される。
ソースは
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/12/02/01.html 関連スレ
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