【野球】「一人一人が営業マンにならないと」　ヤクルト・石川がファン獲得へ“一日こども店長”

身長１メートル６７。ヤクルトの小さなエース石川が球界初の試みに挑戦する。「体も
小さいし、はやりの『こども店長』みたいですよね」トヨタ自動車のＣＭで『こども店長』を
演じて人気の加藤清史郎（１メートル１６）よりはさすがに大きいが、自虐ネタで笑いを
誘うのが目的ではない。この日、千葉・木更津で行われた選手会ゴルフに出席。

そんなリラックスした場所でも「待っていて球場にお客さんが来る時代じゃない。できる
ことは何でもやらないと」と憂うことがある。今季の主催７２試合の観客動員数はリーグ５位の
１３３万２３６６人（１試合平均＝１万８５０５人）。クライマックスシリーズ進出争いで
昨季より３・５％増えたとはいえ、人気獲得のために「一人一人が営業マンにならないと
いけない」と自覚している。

今回、石川がアドバイザリー契約を結ぶミズノ社の直営店「エスポート」から依頼を
受け快諾。１２月１９日午前１１時から店頭に立ち、野球道具の販売やサイン会を行う。
本家の『こども店長』に負けず、「それはボクが説明します！」と１対１で接客する
場面もありそうだ。そのほか（１）学校訪問の増加（２）サイン会の増設（３）使用した道具の
オークション…なども提案していくという石川。本拠地・神宮を満員にするため、ツバメの
『こども店長』が陣頭指揮をとる

http://www.sanspo.com/baseball/news/091128/bsf0911280504001-n2.htm