http://news.livedoor.com/article/detail/4460022/ 「審判に対する“借り”は、2002年ワールドカップ(W杯)のときに、もう済ませていたと思ったんだがね。
モレーノ主審を覚えているかい? 今、また私の体には傷ができてしまったよ」
アイルランド代表を率いるジョヴァンニ・トラパットーニ監督は激怒している。
アイルランドは18日、W杯欧州予選プレーオフ・セカンドレグで、
フランスと延長戦にもつれ込みながら、最後はFWティエリ・アンリのハンドに泣くこととなった。
トラパットーニ監督は“政治的”にアイルランドよりフランスが強いことは分かっていただろう。
だが、あのアンリのハンドが見逃されることはあり得なかったはずだ。
「取り消されるべきゴールによって敗れ去るより、PK戦で姿を消す方が良かった。
フェアプレーというのは、重要なシチュエーションにおいてこそ、見えてくるものなんだ。
今日、サッカーは子供たちにひどい例を示してしまった」
「自分が被害者と感じるか? 全世界が目にしたはずだよ。
2試合を通じて、我々はプレーオフ突破にふさわしかった。
私はスウェーデンの人たちに敬意を払っているが、今日は一人のスウェーデン人が大きなミスを犯してしまった。
なぜ、主審はアンリに聞かなかったんだ? 彼はきっと認めたはずだ」
(つづく)