●峠を過ぎて今季防御率8.38
前インディアンス・小林雅英(35)の巨人入りが決まった。さる球界関係者によれば、
「契約の細部を詰め、近日中にも正式発表される見込み」だという。
ロッテの守護神として活躍した小林雅は、07年オフにFAで米大リーグのインディアンスに移籍。
今季は5月にマイナー落ちを通告され、7月18日に契約を解除されていた。
メジャー通算の成績は主に中継ぎで67試合に登板し、4勝5敗6セーブ(防御率5.10)。
今季はわずか10試合の登板で防御率8.38。これではクビになるのも当然だったが、
日本では通算227セーブの実績がある。インディアンスでの今季年俸は約3億円。
05年にセーブ王のタイトルを獲得した“大物”ということを考えれば、巨人が用意する
年俸は出来高を含めると、1億円以上になる可能性が高い。
またぞろ、巨人生え抜き選手のブーイングが聞こえてくるようだ。
「FA宣言し、メジャー挑戦の可能性を示唆している生え抜き左腕、高橋尚の不満も実はそこにある。
早い回で降板させられるベンチの起用法もそうだが、年俸(1億3500万円)に対する不満も大きい。
巨人一筋10年、数年前までは生え抜き左腕エースなどと持ち上げられたが、それでも年俸は
他球団から入ってくる選手に次々と抜かれる。西武から移籍してきた豊田が2億1000万円、
日本ハムからきたM・中村が2億円というんだから、気持ちは分かる。
メジャーに移籍した上原も、生え抜きと外様・助っ人の待遇格差を訴えていた。
ナインには、生え抜きの年俸が抑えられているという共通認識がある」(チーム関係者)
●ラミレス2年10億円、李スンヨプ9億円
巨人ではすでに、今季で2年契約が切れるラミレスの残留が決まっている。
スポーツ紙が報じたその条件はなんと、2年10億円。これに、出来高もプラスされるというのだから、
世の不況もどこ吹く風の大盤振る舞いと言っていい。
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>>2以降に続く)
ソース:livedoorニュース/ゲンダイネット(11/19 10:00)
http://news.livedoor.com/article/detail/4458935/