【野球】楽天・岩隈久志投手、金縛り対策で山ごもりへ

楽天・岩隈久志投手が今オフ、本格的な山ごもりを計画している。来季はプロ１１年目。
初の試みだが、一体どんな心境の変化があったのか。
きっかけは不気味な初体験だ。「一軍登録を抹消された（６月１８日）夜、広島の選手宿舎で
岩隈は金縛りに遭ったんです。生まれて初めての経験だったようで、周囲に『何か
あるのかなあ』と心配そうに話していた」（チーム関係者）
岩隈は１３勝をマークしてチームの２位躍進に大貢献したものの、体調は万全ではなかった。
特に前半戦はWBCの疲れで痛打を浴びるシーンが目立ち右ひじ痛で二軍落ち。しかし、
７月１２日に復帰すると、後半戦だけで７勝２敗と復活。岩隈は「球宴期間中に家族と
山奥の温泉に行ってきた。ろくろを回して器を作ったりしてね」とリフレッシュ効果を
強調したが、実は「それこそが後半戦で活躍できた一番の要因ですよ」（チーム関係者）と
指摘されている。
この関係者が霊感を持つ球界人に、６月の金縛りの話をしたところ「WBCから帰ってきた
岩隈は疲れだけじゃなく、去年あったオーラまで奪われていた。金縛りに遭ったのも、
きっとその影響じゃないか」と診断された。さらにとにかく山や海など自然に触れることで
回復できる」と助言されたという。
これを伝えられた岩隈は「本当ですか。あれ（山奥の温泉）がよかったんですか。
そういうことなら（オフも）そうした方がいいですね」と山ごもりを決意。二度と金縛りに
遭わないよう１年間のあかを徹底的に落とすつもりだ。

（東京スポーツ　１１月１９日（木）販売号より）