ボクは(採用してくれれば)その球団を変えたい、優勝させたい、と。それぐらいの数字を残す自信はあります。
【プロ野球】今岡、25日に合同トライアウトへ
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/091109/bbl0911092129011-n1.htm 今岡は「もう阪神時代の(実績の)ことは忘れました。
プライド? そんなことを考えていたら、とっくに野球をやめていますよ。
いまは11日には、自分の実力をアピールすることしか頭にない」と気合十分だ。
今季最終戦の翌日の10月10日、「まだやり残したことがある」と現役続行を宣言した今岡。
阪神球団からは8月中旬、来季の構想外を通達されるとともに
「君はウチの功労者。引退試合を用意しているから」と“肩たたき”されたが、
「年俸が大幅ダウンしてもいいから野球を続けたい。ボクは手を挙げてくれる球団を待つ」と拒否した。
それから1カ月。甲子園球場や鳴尾浜球場などで体を動かしていた今岡のもとに、「
ウチにこないか」という朗報は届かなかった。
06年から右手の故障、不振などで2軍暮らしが多く、
今季も23試合に出場しただけで、打率・133、本塁打0本、打点2。4年のブランクは大きい、と判断されたが、
「ボクが編成の立場でもそう思います」とニヤリと笑う。
「でも、環境が変われば活躍できると思っている。代打だけ、というのなら辞めています。
ボクは(採用してくれれば)その球団を変えたい、優勝させたい、と。それぐらいの数字を残す自信はあります。
だから11日は打つだけじゃなく、守りでもやれるというのをみせたい。
あとは、それを他球団の方がどうみてくれるか、ですね。不合格? 先のことは全然考えていません」