【サッカー】韓国では控え室の湯船に釘  名古屋、初のACLで貴重な体験 

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1 ◆KOSTI/KK5w @片山木φ ★

 名古屋グランパスが初めて挑んだアジアチャンピオンズリーグ(ACL)。
決勝進出はならなかったがアウェーの海外遠征は貴重な体験の連続だった。
訪れたのは韓国、中国、オーストラリア、サウジアラビアの4カ国。
DF吉田が「勝ち進めば進ほど、新たな魅力が出てきた」と振り返った
大会のこぼれ話をまとめてお届けします。 (グランパス取材班)

◆韓国 控え室の湯船にくぎ
 開幕戦となった蔚山現代戦の韓国では、アウェーの洗礼を受けた。
試合前日練習の文珠スタジアム。控室の湯船にくぎが5本ほどまかれていたのだ。
事前にスタッフが競技場職員に清掃を頼んだ時には「何もなかった」という。
別メニューで調整し、先に練習を終えていたバヤリッツァが「こんなものが入っていた」と
血相を変えて風呂場を飛び出してきて発覚。出番がなかったバヤリッツァの、
場外“ファインプレー”だった。これでアウェーのワナを逃れ、3−1で快勝した。

◆中国 野菜投げつけられた

 1次リーグ突破を決めた後、若手主体で臨んだ5月20日の北京国安戦。
北京工人スタジアムは、中国の熱狂的なサポーターに驚かされた。
“被害者”は、主にスローインを行った左右のDF。プロデビュー戦だった
右DF松尾は、サイドライン周辺まで投げ入れられた野菜やペットボトルに目を疑った。
「野菜は投げやすい大きさにカットしてあった。アウェーの罵声(ばせい)には、
逆に負けたくないと奮起しました」。左DF佐藤は足にナスの直撃を受けたという。
それでも1−1で引き分けた。


TITLE:中日スポーツ
URL:http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/200910/CK2009103102000035.html