【音楽】親子ほどの年齢差超えカントリーバンド リーダーの谷岡さん「昔の仲間や若者と音楽ができて幸せ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1裸一貫で墜落φ ★
 学生時代にカントリーバンドを結成していた京滋の60代の男性5人が、20〜30代の
男女4人とバンドを組み、演奏を楽しんでいる。かつて若者にブームだったカントリー音楽
だが今はその姿がなく、「若い人にも聞いてほしい」と、3年前にバンド活動を再開した時に
音楽好きの若手を募った。年齢差を超えて意気投合しており、31日に京都市内で再結成3周年ライブを開く。

 62〜67歳の5人は同志社大の卒業生で、バンドをともに組んだ仲間や先輩と後輩の関係。
プロの道に進んだ大塚孝彦さん(66)=左京区=以外は就職でいったん音楽活動から離れたが、
2006年にみんなで舞台に立つ機会があった。

 「まわりでは昔バンドをしていた人たちがまた活動を始めていた。これは自分たちも、と思った」
とリーダーの谷岡俊明さん(67)=草津市=。大塚さんと1962年に結成したバンド名を取り、
新生「シナージョーズ」として活動を始めた。

 若手はカントリー音楽について「逆に新しい」と好印象。
京都市立芸術大大学院1年村田ちひろさん(23)=中京区=は「どこかで耳にしている名曲も多く、
歌うのは気持ちがいい」と話す。

 会社員小野智美さん(29)=木津川市=は、「5人が意見を対等に聞いてくれる」とも。
練習では冗談やからかいが飛び交い、終始なごやかな雰囲気だ。

 31日は午後8時ごろから、北区小山南上総町のライブハウス「ケニーズ」で演奏する。
谷岡さんは「昔の仲間や若者と音楽ができて幸せ。若い人にも聞きに来てもらえたらうれしい」と話している。


京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009103000055&genre=K1&area=K1A

http://www.kyoto-np.co.jp/static/2009/10/30/P2009103000055.jpg
31日のライブに向けて練習に励む「シナージョーズ」。親子ほど年齢差があるメンバーだが、なごやかに練習が進む