阪神・金本 鉄板焼き屋開店のバツの悪さ (ゲンダイネット)
「本業そっちのけで何しとんねん。大層な店出せる成績かっちゅうんや。けったくそ悪い」
工事中の店を見た地元虎ファンがこう言って看板を仰ぎ見た。
今月29日、阪神・金本の名を冠したお好み焼きと鉄板焼きの店が、大阪・梅田の
お初天神にオープンする。店名は「金本知憲プロデュース 鉄人の店」とそのものズバリ。
すでにホームページも開設されており、それによると金本自身が内装からメニューまで
監修を行っているという。
なにもスポーツ選手が商売をやったり、店のプロデュースをするのが悪いというわけではない。
しかし、今季の金本は4番としてはあまりに不甲斐ない成績(打率.261、21本塁打、91打点)。
しかも、CS出場をかけて臨んだ8、9日のヤクルト戦では、8打数1安打、打点なし。
チャンスでの凡退を繰り返したBクラス落ちの戦犯だ。
球界最高額の5億5000万円もの年俸をもらいながら、大事なゲームでは役立たず。
その一方で飲食店の開業に精を出していたとは、虎ファンの怒りももっともだろう。
ちなみに店のテーマは「日本に元気を」だそうだが、「おまえが試合で元気を出せ」と
ファンからは言われそうだ。ひょっとして繁華街にデカデカと店を出すのは、引退の準備か。
[ 2009年10月19日10時00分 ]
日刊ゲンダイ2009年10月16日掲載
http://news.www.infoseek.co.jp/sports/story/19gendainet04034459/