【野球】楽天・野村監督、球団批判 「裏でこそこそ。頭にくる」
チームそっちのけでゼニ儲けに目の色を変える
サイン会にフロント絶句
野村監督がシーズン中に講演や執筆など、野球以外のアルバイトにいそしむのは
今に始まったことではない。
今季は5月に「(元自民党幹事長の)野中広務の頼みでな。断れんのや」と、
京都まで講演に出掛けてチーム内外でヒンシュクを買ったが、「ヤクルト時代も
阪神時代も同じ。キャンプ中に他県まで講演に出掛けて戻るのが遅れ、チームの
ミーティングに参加できなかったこともありました」(マスコミ関係者)。
野球そっちのけで小遣い稼ぎに余念がない野村監督に、「人間的成長なくして
技術的進歩なし」などと、人の道を説く資格などまったくない。
野村監督の野球以外のスケジュールを取り仕切っているのはサッチーこと
沙知代夫人だ。
「講演や出版だけでなく、テレビ出演もすべての窓口はサッチー。球団には
何の連絡もなく勝手に仕事を決めるため、球団職員がテレビを見ていて都内で
サイン会を開いている野村監督の姿に絶句するような事態もしばしば起こって
います。球団との監督契約の交渉もサッチーが担当していました。野村監督は
“もう11月までスケジュールいっぱいや”とボヤいています」(マスコミ関係者)
先日は12月に公開予定のアニメ映画の“宣伝プロモーター”を務めること
も明らかになるなど、カネになれば何でもやるといった感じの野村監督。
最近は肖像権などでもマスコミをにぎわせ、関係者の首をかしげさせている。
5月には一部週刊誌の報道で、漫画家・水島新司氏の「あぶさん」や「ドカベ
ン」に野村監督が実名キャラで登場することにクレームを入れていたことが発覚。
また、朝日新聞出版から発売されたノンフィクションライター・松下茂典氏の
「捕手ほど素敵な商売はない 野村克也VS.森祇晶」という著作に対して
「オレに断りもなく名前を使った」と、弁護士を通じて出版差し止めを申し入れ
ていたことが表面化した。
「グラウンドにはゼニが落ちている」とは、野村監督の師である故・鶴岡一人の言葉。
弟子の野村はグラウンドでは飽き足らず、どこまでもゼニを追い続けている。