サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)、ユベントスは8日、同国代表の
主将を務めるDFカンナバロがドーピング(禁止薬物使用)検査で
陽性反応を示したと発表した。治療薬による反応で、故意の違反ではないとしている。
ロイター通信が地元メディアの報道として伝えたところでは、8月にハチに刺された際、
ホルモンの一種、コルチゾンを含んだ抗アレルギー性物質の投与を受けたという。
クラブは「悪化を防ぐために不可欠な緊急治療だった」と主張。
9日に同国オリンピック委員会の聴聞会が行われる。
カンナバロは同国代表歴代最多出場を誇る名DFで、2006年ドイツ・ワールドカップ
制覇の原動力になり、同年の国際サッカー連盟年間最優秀選手やバロンドール
(欧州最優秀選手=当時)に選ばれた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009100900103