元時津風親方が相撲協会を提訴=退職金支払い請求−東京地裁
大相撲時津風部屋力士の死亡事件で傷害致死罪に問われている
元時津風親方の山本順一被告(59)=一審実刑、控訴=が6日までに、
日本相撲協会を相手に退職金約1590万円の支払いを求める訴えを、
東京地裁に起こした。同日の第1回口頭弁論で、協会側は全面的に争う
意向を示した。
訴状によると、山本被告は1983年に年寄名跡を取得してから、24年
10カ月間協会に在職。協会の退職金支給規定に従い、約1590万円を
請求できると主張している。
相撲協会は2007年10月に山本被告を解雇。今年6月、事件で計り
知れない大きな損害を受けたとして、同被告からの退職金支払い請求を
拒否していた。 (2009/10/06-19:25)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009100600787