【ゴルフ】横峯さくら号泣 日本女子ゴルフの危機、不況で米ツアー離れ韓国選手の天下に

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1ホピ族の洛セ▲φ ★
昨年の李知姫に続く韓国勢2連勝。1968年に始まった大会史上、初めて2年連続で
外国人選手に優勝をさらわれた。世界的な不況の中、米女子ツアーから、有力選手が
一気に日本女子ツアーに流れ込んでくる気配がある中、“黒船来襲”に女子ツアーの危機が
叫ばれ始めた。

プレーオフ1ホール目の18番、宋が勝利を決める3メートルのバーディーパットを
ねじ込むと、満面の笑みでガッツポーズ。一方、クラブハウスに戻った横峯は、
知人から「よくがんばったね」と声をかけられた途端、人目もはばからず号泣した。
これが、日本女子ゴルフツアーの今後を暗示していなければいいのだが…。

「日本女子オープン」での韓国勢2年連続優勝に、関係者からは、こんな声も聞かれた。
「日本も米ツアーのように韓国勢の天下になってしまわないだろうか」。

ご承知の通り、米女子ツアーでは、ここ数年、韓国勢が席巻。今季もシン・ジエが
賞金女王を目前にしている。しかし、米ツアーも世界的な不況の影響で来季の試合数、
賞金額は減少することが確実。そこで、米ツアーで活躍する韓国選手がごっそり来季、
日本ツアー参戦を目指している。

来季の日本女子プロゴルフツアーの出場優先順位を争う予選会に、ことしの
全米女子オープン選手権を制した池恩憙ら、米ツアーで活躍している韓国勢の強豪が多数エントリー。
このほか、米ツアー通算4勝の李宣和、昨年の全米女子オープン選手権優勝の朴仁妃、
米ツアー通算2勝のミーナ・リー(李美娜)らが挑戦する。来季の日本女子ツアー優勝は、
韓国勢が独占するという可能性もあるのだ。

3年前に宮里が米ツアーを主戦場にしてからは、国内では古閑美保、諸見里しのぶ、
横峯らが台頭し、今回は「真の実力・人気ナンバーワン」を決める大会でもあった。
そこで、韓国選手に優勝をさらわれたのだから、関係者のショックも大きい。

人気ランク上位の宮里藍、上田は今後も海外を主戦場にする考え。来季は、
人気選手不在の一方で有力韓国選手の流入と、日本の女子ゴルフに試練が訪れる。
http://www.zakzak.co.jp/sports/golf/news/20091005/glf0910051144000-n1.htm
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