菊地直哉選手から大分トリニータのサポーター、全国の皆様へ
「大分トリニータに加入後、最初のホームゲームを前に大分トリニータのサポーターの皆さん、そして全国の皆さんにご挨拶をさせていただきます。
あらためて2007年に自分のとった行動により多くの皆さんに、多大なご迷惑をおかけしたことをここに謝罪申し上げます。
2007年に自分のとった行動の後、「つぐないの気持ち」、「恩返しの気持ち」、「信頼回復への思い」を持ちながら、
今日まで一度たりともその気持ちを忘れずに生活をしてきました。ドイツに渡るまで訪問介護や老人ホームでのお手伝い、
子供達へのサッカー指導などを通し、サッカーができていた幸せを感じ、また多くの方が応援してくれていたことを感じながら、
あらためて「つぐないの気持ち」、「恩返しの気持ち」、「信頼回復への思い」の気持ちが強くなりました。
そして多くの方々と相談し、自分の中でもたくさんの葛藤をしながら、もう一度自分を見つめ直し、
自分にはサッカーしかないという思いを抱き、原点を見つめなおしたいという気持ちから、
縁あってドイツでサッカーをすることを決意しました。ドイツでは簡単にサッカーが
できる環境に入れたわけではありませんでしたが、多くの練習参加やテストなどを受けながら、
環境が異なる中、今まで以上にサッカーに取り組める喜びを感じていました。ドイツにいる間も
ボランティア活動に参加したりしながら、「つぐないの気持ち」、「恩返しの気持ち」、「信頼回復への思い」の
気持ちを忘れることなく生活をしていました。
続きは
>>2以降