【野球】オリックス、来季監督に山田久志氏が最有力

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1THE FURYφ ★
オリックスの来季監督にOBで元中日監督の山田久志氏(61=野球評論家)が最有力候補に
挙がっていることが7日、分かった。最下位に低迷する大石大二郎監督(50)は契約が切れる
今季限りでの退団が決定的になっており、球団は水面下で後任人事に着手。
阪急時代のエースで通算284勝を挙げた同氏のもとで黄金時代の再来を期す。

球団再建は生え抜きの元エースでOB会会長を務める山田氏に託されることになった。
複数の関係者によると、宮内オーナーは今年に入って複数回、山田氏と接触。
同オーナーはスポニチの取材に「OB会長と会って話したのは事実です。私もいろいろな話を
聞かせていただいて勉強しないと」と会談したことを認めた。そのうえで招へいについて
「可能性という話で言えば何にでも可能性はあるんでしょうけどね」と明言こそ避けたが、
その席上で次期監督の打診をしたとみられる。

オリックスは昨年2位に躍進したものの、今季は25試合残して最下位に低迷。特に投手陣の
不調が要因になっており、6月には投手コーチの配置換えも行った。だが、テコ入れ効果もなく、
現在に至っている。来季の課題は明白で、球団では大石監督と来季以降の契約を結ばず、
投手出身の山田氏に白羽の矢を立てた。

山田氏は現役時代の実績はもちろん、指導者としての実績も折り紙付きだ。94年から96年間までの
3年間、黄金時代の仰木オリックスで投手コーチを務め、96年の日本一に貢献。その後、中日でも
星野監督のもとで投手コーチを務めて99年にリーグ優勝し、02年から監督も務めた。
今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表投手コーチに就任。
不調だったダルビッシュを抑えで起用するなど、球数制限の中で巧みな継投策で大会連覇に
大きく貢献した。

球団サイドは山田氏を指導者としてだけではなく、将来的にはゼネラルマネジャー(GM)などでの
球団経営の参画も視野に入れて招へいに動いている。来季、投手陣を再建して再びCSに
出場できるかは、サブマリンの手腕に託される。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090908047.html