【野球】ノムさん東尾氏をバッサリ「能力じゃなく処世術」「あんな者が野球を教えられるのか？　野球より遊ぶ方が好きなんだから」

楽天・野村克也監督（７４）と、契約切れを理由に退任を画策する球団フロントの戦いが
最終章に突入した。３位の楽天は１日、本拠地Ｋスタ宮城で４位の西武に３−２でサヨナラ勝ちしたが、
クライマックスシリーズ（ＣＳ）出場を争う大事な直接対決を前に、
後任監督人事を巡る報道が過熱。

チーム内からは「ＣＳに出られたら困る球団の陰謀だ」という怒りの声が渦巻き、
フロント不信が頂点に達している。

この日、６月頃から何度も名前が挙がっている元西武監督の東尾修氏（５９）が
「次期監督に決定」と報じられた。野村監督は、西武との直接対決を前に、
意図的なものを感じとっているようで、「よりによって、こんな時期に」とムッツリだ。

すでに野村監督は「今年で契約が切れるから、どうせ終わりであることは間違いない。
来年もという気があれば（続投要請が）来るよ。今ごろになって来ないってことはないよ。
梨田（日本ハム監督）だって来年の契約が済んだんだし。まあ今年は最初から
最後のつもりでやってたから」と腹をくくっている。

それでも後任の東尾氏には、「あんな者が野球を教えられるのか？
野球より遊ぶ方が好きなんだから」と、これまで何度も口にしてきた不満を改めて繰り返した。

東尾氏は９年間で８度優勝、６度日本一の森監督の後任として西武を率いながら、
７年間でリーグＶ２度だけ。日本一にはなっていない。最後の３年間は松坂、西口の２枚看板を誇りながら優勝できず。
退任した翌２００２年には伊原監督がリーグ優勝している。

となると手腕が評価されているという面にも疑問符がつくが、野村監督は、お笑いタレントの小島よしおを真似て、
「そんなの関係ねぇ。能力じゃないって。処世術だよ」とバッサリだ。

また、野村監督は仙台のテレビ局の女子アナウンサーに、「来年、東尾が来たら狙われるぞ。
気をつけろよ。あいつは“飲む打つ買う”だから」と冗談ともつかぬアドバイスを送る始末。
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20090902/bbl0909021151003-n1.htm