琢磨、フェラーリに代役出場を打診
http://f1express.cnc.ne.jp/より抜粋 就活中”の佐藤琢磨(32)が15日、静岡県小山町の「オートパラダイス御殿場」でファンクラブのカート大会に
参加し、フェリペ・マッサ(28)が負傷・欠場するフェラーリに、代役参戦を打診したことを明らかにした。
その時点ではミハエル・シューマッハー(40)が乗る予定となりあきらめたが、いかにも琢磨らしい積極性だ。
来季のレース復帰に向けては、まだ完全燃焼していないF1を第一にしながらも、ラブコールを受けるインディカー
への転身も真剣に検討中で、現時点では五分五分とか。
今後の展開次第ではオーバルを疾走する琢磨が見られるかもしれない。
やっぱり琢磨のスケールはけた違いだ。
来季のシート探しと並行し、今季のF1参戦のチャンスも模索しているが、マッサが負傷して空いたフェラーリの
シートに積極アタックしていたのだ。
「もちろん連絡しましたよ。でも、その時はシューマッハーが乗る予定という返事だったので、仕方ないと引き下がり
ました」とさらり。天下の跳ね馬にも正面切ってアプローチを仕掛けたのだ。
土壇場でシューの復帰は流れ、ヨーロッパGP(23日決勝=スペイン・バレンシア)には10年以上もテスト・ドライバー
を務めるL・バドエルの起用が決まったが、「彼の立場も分かりますから」と苦労人へのご褒美に理解を示した。
が、「いついかなる時に何が起こるか分からないので、その(スポット参戦)準備はしています」と、わずかなチャンスも
逃さない覚悟をみせた。